北本の地名の起こり
北本市の変遷
明治22年まで市域が14の村に分かれていたころの村名の一つに、「本宿村」がありました。ところが、同じ北足立郡のなかに本宿村という村名が2カ所(現在の北本市とさいたま市)あり、不都合なので、北にある本宿村を「北本宿村」とすることになりました。
この「北本宿」が、昭和3年に開設された駅の名前として使われることになりました。さらに、昭和18年に石戸村と中丸村が合併したときの村名は、この駅名からとられました。その後、昭和34年に町制を施行するときに、「北本宿町」では『語呂が長く呼びにくいので、宿をなくして北本町にした』といわれています。
こうして、現在の「北本」という地名ができました。北本という呼び名は昔からのものではなく、比較的新しい地名といえます。
更新日:2021年03月31日