教育
「学校給食の献立と食材の事前放射線検査方法の改善」について
寄せられた内容
各地から暫定基準値を超える値のキノコ類が出荷後に発見されるなど、検査体制が十分とは言えない状況の中で小学校の献立は毎日のようにキノコ類を使用しています。放射性物質を取り込みやすい食材を献立からしばらくは除外する措置をとっていただき、万が一の事故を未然に防ぐ工夫をお願いします。
また、現在、市では子どもが食べる一食分の食材をまとめて測定していると聞いていますが、検出限界20ベクレルの市の測定機ではリスクが高いと思います。検出限界1ベクレルのゲルマニウム検出器を購入するか、もしくは、厚生労働省が重点検査を行うとしている食材および検査対象地域17都県の食材について単品ごとに検査する方法により検査を実施してください。
回答
御案内のとおり、北本市の学校給食におきましては、いち早く特定食材(キャベツ)の放射能について専門会社による委託検査を実施するとともに、他市に先駆けて給食食材丸ごと一食分の事前検査を実施したところです。
現在は、丸ごと1食分の他に、ご飯、パン、牛乳などの単品についても別途同一日に検査を行っており、改善を図っています。
また、マスコミ等でキノコ類の懸念が報道されましたので、宮城県気仙沼産のシイタケや福島県会津産のお米、市内のサルノコシカケ等を単体で別途測定いたしましたが、放射能は不検出であり特に問題はございませんでした。
給食に提供する食材の産地につきましては、「北本市立学校給食センター給食用物資購入委員会」で産地(国別及び県別)を確認して、安全性を確認しております。
なお、測定器につきましては、簡易測定器のため限界があることも事実でございますが、「事前検査」を迅速かつ適切に実施するためには、現在の方法が現実的であるものと考えております。
子どもたちの健康を守るため、現地出荷時の検査の確認、検査結果証明書の添付、現在の事前検査、単体検査、事後検査など二重三重のチェック体制をとりまして、今後とも安全な給食食材の提供に努めてまいります。
もとより、あらたな問題が発生した場合には、その都度適切な対応を取らせていただくことを申し添えます。
(平成24年4月回答)
「学校の敷地内禁煙」について
寄せられた内容
学校敷地内の全面禁煙はいつから実施するのか。
回答
庁舎建物内及び市内の各公民館内の全面禁煙につきましては、来庁者、職員の健康の確保や快適な職場環境の形成の観点から、健康増進法第25条に規定された「受動喫煙の防止」の趣旨に基づき、平成15年8月1日より実施しています。
しかしながら、利用者の中には喫煙権を主張される方もおり、敷地内の来庁者の動線から離れた地点に灰皿を設置し、受動喫煙の防止に努めています。
この度、御指摘のありました小中学校の敷地内につきましても、来校される保護者等喫煙をされる皆さんのことを勘案いたしまして現在全面禁煙とはしておりません。各学校では児童生徒の健康配慮につとめ、児童生徒や保護者等の目に触れないよう別途一定の簡易喫煙場所を設置して対応しております。
以上のようなことから早期に実施することは難しいため、当面は動線外に灰皿を設置し、対応してまいりたいと考えていますので、御理解をいただきますようお願いいたします。
(平成24年5月・9月、平成25年2月回答)
「卓球台の設置数」について
寄せられた内容
現在、北部公民館体育室半面をお借りして卓球台4台を設置していますが、会員数の増加に伴い、1台加えて5台の設置を認めていただきたいと思います。
回答
日ごろより、北部公民館施設を御利用いただき誠に有難うございます。
当公民館の体育室につきましては、バレーボール1面、バドミントン及びソフトバレー等2面、卓球8台、レクレーション活動等に利用することができ、この利用の申請、予約につきましては、平成20年4月1日より、公共施設予約システム(インターネット)が開始され、今日に至っております。
現在、卓球台の設置につきましては、体育室の面積、安全面、災害時の避難スペースの確保等を考慮し、全面で8台(半面4台)とさせていただいており、他の公民館等の施設も同様に運営しております。
したがいまして御要望いただきました卓球台の1台追加の件につきましては、他の利用団体との関係や施設利用者の安全性から、御希望には添うことは困難と考えておりますので御理解のほど宜しくお願い申し上げます。
なお、公民館長につきましては、別な来客の対応中でありましたが、館長の判断を要する場合は、優先し、誠心誠意の対応に努めてまいります。
今後とも、当施設の利用につきましては、御理解、御協力を賜りますようお願いいたします。
(平成24年5月回答)
裁判の判決に関する御意見への回答について
回答
亡くなった佑美さんの御冥福を改めてお祈り申し上げます。
佑美さんは、中学校生活において、担任教師と信頼関係を構築し、勉学、運動はもとより、クラスの細かい手伝い事も率先して行うなど、積極的な学校生活を送られていました。
当市におきましては、佑美さんが亡くなった直後から、教育委員会と中学校が連携して、佑美さんの御両親の要望もお聞きした上で、佑美さんの自殺の原因を解明すべく、いじめの有無はもちろんのこと、これに限らず、佑美さんに関してどのようなことがあったのかについて幅広く情報収集することを目的として、中学校の在校生徒に対し、調査の趣旨、目的を説明した上で、アンケート及びアンケート結果を踏まえた教諭との2者面談などの方法による調査を繰り返し実施しましたが、自殺の原因に結び付くような情報は得られませんでした。
当市は、かかる佑美さんに関する調査結果のすべてを佑美さんの御両親に御報告致しました。
佑美さんの御両親は、佑美さんに対するいじめがあったとの事実を当市が隠蔽し、調査報告義務を怠ったとして訴訟提起されましたが、訴訟において、佑美さんの御両親が、「いじめ」であるとして取り上げた事実はすべて、上記当市の調査において、事実関係を確認し、御両親に報告済みであったものばかりであり、いかなる意味においても、当市がいじめの事実を隠蔽したことはございませんし、調査報告義務を尽くしたものです。
なお、一部マスコミにおいては、当市が、上記当市の調査にかかるアンケートや報告書を処分するなどして開示しなかったとも報道されておりますが、当市は、訴訟の場に、現存するアンケート(1100枚以上)等、調査にかかる資料を提出しており、報道は明らかに事実に反します。
去る、7月9日、東京地裁において、「自殺の原因になるようないじめの事実は認められない」との判決が言い渡されましたことは、上記調査に基づく当市の主張の正当性をお認め頂いたものと理解しております。
当市は、今後とも児童生徒の健全育成のため、鋭意努力してまいりますので、御理解、御支援のほどお願い申し上げます。
(平成24年7月回答)
「学校からいじめをなくす方法」について
寄せられた内容
現在の学校教育に「命のあり方の事実教育」の導入を提案します。
回答
教育の目的は、教育基本法第一条 「教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。」 と定められています。
学校では、この目的を具現化するために、児童生徒の実態に照らし合わせて、学校教育目標を設置し、教育活動を実践しています。
いじめ問題ですが、いじめはいつでも起こりえるものと捉え、教育活動全般に渡って指導しております。具体的な取組として、日頃の生活状況を把握するアンケートの実施、担任及び学年の先生方による日常生活の把握、相談しやすい体制及び環境整備、教育センターや相談員との連携を深めた教育相談体制の充実、いじめを発見したときの指導体制の整備等があげられます。
また、命の大切さについて、道徳教育を始め、学級指導、各教科指導等において、学年の発達段階に応じて指導しております。
御意見をいただきました「命のあり方の事実教育」の導入についてですが、命の大切さを理解させる一つの内容と思われます。教員研修において、このような考え方について、指導する際の参考として紹介できればと考えます。
今後ともいじめの早期発見・早期解消に向け取り組んでまいります。
(平成24年7月回答)
「小学校におけるコンピュータを使った学習」について
寄せられた内容1
南小学校にパソコンに関するコンテンツが導入されましたが、実際には活用されていない実態があります。また、導入されているコンテンツは、自宅でも学習可能なものと聞いているが、学校側からその利用における案内がきていません。
回答1
南小学校においては、計画的にコンピュータを活用するために、「情報教育全体計画」を設定し、各学年・各教科においてそれぞれ目標を設定して取り組んでいるところです。南小学校3年生につきましては、今後、総合的な学習の時間に「わたしの北本」として、通学路や町の中の安全について調べたり、地域に住むおじいさんやおばあさんと交流し、北本の良さに気づく、という内容の中で、パソコンを活用した調べ学習を実施いたします。
なお、南小学校に導入されました「e−ラーニング」のシステムについては、現在、自宅学習を行っていただける計画を立てておりません。今後、変更がございましたら学校より通知文等でお知らせをいたします。
寄せられた内容2
文部科学省の調査結果では、埼玉県は平均を大きく下回っておりました。公立学校では、同じ教育水準が受けられるようIT機器に触れる機会を作ってほしい。
回答2
各学校のコンピュータの導入状況については、各市町村の予算・計画導入などにより様々な状況となっておりますが、できる限り公平な教育水準が受けられるよう各学校で努力をしているところです。北本市内の小学校には1校につきデスクトップ型のパソコンが20台、中学校においては40台を設置しており、学習指導要領に添った形で指導を進めておりますので御理解ください。
なお、文部科学省の調査においては、「パソコン1台当たり」と言う数値化をしており、児童数の多い学校が数多くある都道府県においては、その割合が悪くなってしまいます。規模の大きい学校にはパソコンを増やすことも考えられますが、教室確保や維持管理などの点から難しい状況であることを御理解ください。
寄せられた内容3
子どもの未来のためにもiPadやUSB接続可能なタブレットの活用など情報化社会に適合できるような取り組みを検討してください。
回答3
iPadやタブレット等は現代社会において有効なコミュニケーションツールとしてその利用が広がっております。 本市においても時代の状況に合わせた指導ができるよう、各小中学校に常に新しい情報を取り入れ、日々の指導に生かしてまいります。
(平成24年7月回答)
「特別支援員」について
寄せられた内容
小学校には支援が必要な児童の在籍するクラスに特別支援員がいますが、中学校にはいないと聞きました。来年の中学校生活に不安を感じています。中学校にも特別支援員を入れてもらえないでしょうか。
回答
現在、北本市では市内すべての小学校において、通常の学級における個別の支援を必要とする児童への対応として「学力向上支援員」(昨年度までは特別支援教育支援員という名称)が、1名ないし2名ずつ、週5日間、1日5.5時間配置されています。中学校においても同様の支援員が、週3日、1日4時間配置されております。
市といたしましては、個に応じたきめ細かな指導や支援を推進していく上で、学力向上支援員の配置は大変重要であると捉えております。
今後、その拡充も含め児童・生徒の実態や保護者のニーズなどに応じて適切に対応してまいりたいと考えております。
なお、教育委員会学校教育課では、お子様の就学に関する様々な相談をお受けする就学相談を行っておりますので、ぜひ御連絡をいただければと思います。
(平成24年7月回答)
「市内中学校女子生徒の自殺」について
寄せられた内容
7月の東京地裁で判決が下されましたが、大手マスコミ、弁護士、市民団体からは、判決に対し疑問の声が上がっています。また、当時直接関わった方々の証人尋問を行った裁判官が判決前に人事異動となるような意図的な力が働いたと思わせることも起きています。これらの件について回答願います。
回答
まず始めに、亡くなられた佑美さんの御冥福を改めてお祈り申し上げます。
佑美さんは、中学校生活において、担任教師と信頼関係を構築し、勉学、運動はもとより、クラスの細かい手伝い事も率先して行うなど、積極的な学校生活を送られていました。
当市におきましては、佑美さんが亡くなられた直後から、教育委員会と中学校が連携して、佑美さんの御両親の要望もお聞きした上で、自殺の原因を解明すべく、いじめの有無はもちろんのこと、これに限らず、佑美さんに関してどのようなことがあったのかについて幅広く情報収集することを目的として、中学校の在校生徒に対し、調査の趣旨、目的を説明した上で、アンケート及びアンケート結果を踏まえた教諭との2者面談などの方法による調査を繰り返し実施しましたが、自殺の原因に結び付くような情報は得られませんでした。
当市は、こうした佑美さんに関する調査結果のすべてを御両親に御報告致しました。
佑美さんの御両親は、佑美さんに対するいじめがあったとの事実を当市が隠蔽し、調査報告義務を怠ったとして訴訟提起されましたが、訴訟において、御両親が、「いじめ」であるとして取り上げた事実はすべて、当市の調査において、事実関係を確認し、御両親に報告済みであったものばかりであり、いかなる意味においても、当市がいじめの事実を隠蔽したことはございませんし、調査報告義務を尽くしたものです。
なお、一部マスコミにおいては、当市が、上記当市の調査にかかるアンケートや報告書を処分するなどして開示しなかったとも報道されておりますが、当市は、訴訟の場に、現存するアンケート(1,100枚以上)等、調査にかかる資料を提出しており、報道は明らかに事実に反します。
去る、7月9日、東京地裁において、「自殺の原因になるようないじめの事実は認められない」との判決が言い渡されましたことは、上記調査に基づく当市の主張の正当性をお認め頂いたものと理解しております。
また、裁判官の人事異動については、当方には全く権限の及ばぬところであります。
そして、事件後、机に落書きした生徒やいじめがあったという発言などに対しては、前述したようにそうした情報があった場合には、その都度面談を行い事実の確認を行ってまいりました。
なお、成人式での言葉につきましては、毎年、成人式に際して、餞の言葉を贈っており、来年につきましては、現在どのような言葉を贈るか検討しているところでございます。
当市は、今後とも児童生徒の健全育成のため、鋭意努力してまいりますので、御理解、御支援のほどお願い申し上げます。
(平成24年9月回答)
「学校の敷地内禁煙(虐待教育)」について
寄せられた内容
各小・中学校では、適切な防煙教育がなされていません。シックスクール問題対策マニュアルは健康増進法や国際条約前からあり、公共的空間の全面禁煙とたばこ臭持ち込み禁止は当然守るべきことだと思います。
回答
本市各小・中学校におきましては、健康増進法第25条(受動喫煙の防止)及び「職場における喫煙対策のためのガイドライン」等を踏まえた喫煙コーナーを設置し、受動喫煙防止の徹底に努めております。
また、シックスクール問題やシックハウス症候群等につきましても、厚生労働省や文部科学省のパンフレットや資料、通知をもとに、市内各小・中学校に注意喚起し、健康障害の発生予防に努めております。
今後も引き続き、シックハウス症候群、化学物質過敏症への予防対策や受動喫煙防止対策及び喫煙防止教育の推進を図りながら、各学校の空気環境の測定結果や喫煙に関する意見等も把握し、受動喫煙防止対策を含め、児童生徒の健康的な環境整備に努めてまいります。
(平成24年10月回答)
「市内中学校女子生徒の自殺」について2
寄せられた内容1
「報道後に実施された文部科学省による再調査につき、調査期間が1日しかなかった」これはある記述によるものですが、これできちんとした調査が行われたということでしょうか
回答1
当該再調査は、文部科学省が実施したものであって、北本市といたしましては、その調査期間等の相当性等についてコメントする立場にありません。
なお、北本市といたしましては、かかる文科省の再調査に対し、本件事件に関する調査結果に基づいて回答いたしました。
寄せられた内容2
佑美さんが自殺されたことを学校関係者に伝えた時期と、佑美さんの葬儀にも出られなかった方がいた理由について
回答2
本件事件発生直後より、北本中学校と北本市教育委員会は、随時、連絡を取りあい、対応してまいりました。
佑美さんが亡くなったことは、遅くとも、翌朝の中学校での全校集会、保護者会などを通じて、生徒、保護者の知るところとなっていたものです。
佑美さんの葬儀に参列できなかった方がいたかにつきましては、北本市は関知するものではありません。
寄せられた内容3
佑美さんは、小学校時代からいじめを交換日記で先生に相談していたのに、小学校まで調査をしなかったのは何故ですか
回答3
佑美さんの小学校時代の様子につきましては、本件事件後、北本市教育委員会にて、小学校関係者を対象とする調査を行いました。その調査結果は、本訴訟にも提出いたしました。
寄せられた内容4
本件事件にかかるアンケートや報告書を処分するなどして開示しなかったとの報道と、7月9日判決後、全国ネットのテレビ等で、黒塗りにされた報告書が映し出されたことについて
回答4
北本市といたしましては、テレビ等が、いかなる資料を放映したか関知するものではありません。他方、一部マスコミが「北本市の調査にかかるアンケートや報告書を処分するなどして開示しなかった」と報道したことは事実であり、各報道機関において、いかなる事実をどのように報道するか否かは、各報道機関それぞれが決定するものです。
北本市は、訴訟の場に、現存するアンケート等の調査資料を提出いたしましたが、調査資料提出にあたり、当該資料中に、第三者のプライバシーにかかる事項が記載されている場合には、その保護の必要から、必要な箇所につきマスキング(黒塗り)して提出いたしました。
寄せられた内容5
アンケートもネット上に公開されていましたが、原告側の要望は殆ど取り入れられていないように思えましたが何故ですか
回答5
北本市といたしましては、アンケート実施に先立ち、佑美さんの御両親の要望をうかがった他、本件事件調査の目的、他の生徒に対する教育的配慮の必要性、アンケートが及ぼしうる影響など、諸事情を総合考慮した上でアンケート項目を作成し、実施いたしました。
寄せられた内容6
裁判官が判決前に人事異動されたことについて
回答6
裁判所において、いかなる理由から人事異動が行なわれるかにつき、北本市は関知するものではありません。行政機関である北本市が、裁判所の人事異動について意見を述べることは、司法の独立(憲法第76条以下)を侵害するものであり、明らかな憲法違反です。
寄せられた内容7
本件事件後、机に落書きした生徒や、いじめがあったとの発言があったのでしょうか
回答7
これらのことがあったか否かは、本訴訟での争点にかかわる事項であり、なおかつ、第三者のプライバシーにかかる事項でもありますので、本書で回答することはできません。
寄せられた内容8
東京高等裁判所での公判では、当時の同級生が証人として出廷することになったと聞いていますが、成人式ではこの話題に触れないおつもりでしょうか
回答8
来る成人式において、本訴訟に関する話はいたしません。
寄せられた内容9
佑美さんの中学校生活の状況について
回答9
佑美さんが、「中学校生活において、担任教師と信頼関係を構築し、勉学、運動はもとより、クラスの細かい手伝い事も率先して行うなど、積極的な学校生活を送られて」いたことは事実です。
(平成25年1月回答)
「職員と学校の対応」について
寄せられた内容
クラスの席替えで一度も席を変えさせない理由が知りたい。また、何回もノートや電話で会話をしたが改善が見られない。教員や学校の対応に対する回答をお願いします。
回答
今回お寄せいただきました御意見につきまして、教育委員会あて申し伝えるとともに、十分に説明責任を果たすよう促しました。
教育委員会では小学校長に対し、お寄せいただいた手紙の問題について、その状況の確認をするとともに、問題のある教員について、指導するよう指示を出しています。
該当する教諭はベテランの教諭で主に低学年を受け持っていますが、児童の指導において、やや厳しすぎる面があり、児童が萎縮してしまう場面もあります。児童一人一人に応じた支援についてもっと配慮していくことが求められると考えております。
今回御指摘をいただきました連絡帳を消してしまったことにつきましては、皆が書いたものと思いこみ、消してしまったとのことでございます。また、席替えにつきましては、担任の指導面のみを考え、児童の気持ちへの配慮が欠けてしまっていたことがあげられます。
これら該当する教諭の教育指導に対し、校長及び教頭が以下の指導を行いました。
- 児童の気持ちをよく考えて、温かみのある指導を行うこと。
- 保護者の話をよく聞き、誠意ある対応を行い信頼関係を回復すること。
- 席替えについては、児童の気持ちを考え、やる気を出させるようにすること。
- 連絡帳への内容を含め、板書したものを消す場合は、全員が書き終えたことを確認し消すこと。また、書ききれない児童への個別の配慮も行うこと。
- 温かみのある学級経営を行うこと。特に児童への指導は、厳しく接するより褒めて励まして力を伸ばす指導を行うこと。
- 保護者との対応も、改善し、信頼関係を構築すること。
今後も、児童への指導及び保護者への対応について、改善が図れるよう継続して指導にあたります。
(平成25年1月回答)
「学習センター卓球台」について
寄せられた内容
卓球台が古く故障が多い、また開閉時にけがの恐れがあるため、新規購入していただけませんか。
回答
日ごろより、当センターを御利用いただき誠に有難うございます。
今回、御指摘をいただきました「卓球台」は、当センターが開設された平成7年に7台購入したもので17年が経過したところでございます。
この間、多くの卓球愛好者に御利用いただいておりますが、年数を重ねるごとに卓球台に不具合が多く発生し、利用者の皆さんに御迷惑をおかけする場合もございます。
市では、このような不具合発生時には、すみやかに修理等の対応をさせていただいておりますが、安全性等の観点から老朽化した卓球台の更新の必要性は十分に認識しております。
今後、他の施設も含め第三者による目視点検、購入した順番や故障の状態等を考慮し、優先順位を検討しながら順次更新して参りますので御理解を賜りたいと存じます。
(平成25年2月回答)
「公道の歩道等でのスケートボード」について
寄せられた内容
小中学生が公道の歩道や身体障害者用のスロープを利用して集団でスケートボードをしていて大変危険です。社会のルールや迷惑行為、危険行為の判断を教えるのも義務教育の大切な一面です。しっかりとした対応を望みます。
回答
日頃、子どもたちの安全について、見守っていただいておりますことに感謝申し上げます。
また、この度はスケートボード遊びの危険性について、御指摘いただきありがとうございます。
現代の子どもたちは、外遊びをすることが少なくなっております。また、外遊びをするにも、道具が無いと遊べない子どもが多くなっているのも現状です。
そのような中、学校では放課後や休日を含めた外での遊びについて、安全に遊べるよう決まりを作り指導しています。特にこの冬休みを迎えるにあたり、危険な遊びの防止について、保護者に向けてお知らせを出し、お願いをしております。
しかしながら、一部の児童による公道等での危険行為が跡を絶たないのも事実でございます。
そのようなことから教育委員会では、さらなる児童の危険な遊びの防止に向け、以下の点について学校に指導いたしました。
- 危険な遊びの禁止について、具体的な事例を挙げて、担任が指導すること。
- 全校朝会において、校長からの指導を行うこと。
- 学期末の保護者会において、危険な遊びの防止について、保護者に直接お願いすること。
- 学校協議会等において、地域への協力をお願いし、学校と地域が連携して危険な遊びの防止に努めること。
今後も、児童の安全な生活に向け、見守っていただけますようお願い申し上げます。
(平成25年2月回答)
「文化センターのトイレ」について
寄せられた内容
文化センターの和式トイレに手すりを設置していただきたい。
回答
日ごろより、文化センターを御利用いただき誠に有難うございます。
当施設は昭和59年に開館しており、開館後30年近く経っています。現在のトイレの構造・広さでは手すりを設置するのは難しい状況です。
なお、当施設には多用途トイレが1階〜3階に1箇所ずつ設けてございますので、そちらを御利用いただければと思います。
今後、施設の大規模な改修を行う際には、手すりの設置等を検討していきたいと考えておりますので、当面は現状にて御理解をいただきますようお願い申し上げます。
(平成25年3月回答)
「新型スケートボード遊び」について
寄せられた内容
新型スケートボード遊びの危険性や遊んでもよい場所などについて、学校できちんと指導していただくように要望いたします。
回答
前回御指摘をいただいき、教育委員会といたしましては、該当学校に対しまして、指導いたしました。学校の対応としては、校長より全職員に問題を周知し、担任から危険なスケートボード遊びの禁止について指導いたしました。また、実際に遊んでいた児童に対し個別にも指導しております。さらに地元の自治会長さんにも連絡し、注意の呼びかけをお願いしたところでございます。
しかしながら、依然危険な遊びを繰り返す児童がいることを受け、今後、学校職員や教育委員会が現場のパトロールを行うなど学校での継続指導を徹底するとともに、4月の保護者会において各担任より直接保護者に状況を説明し、保護者からも注意していただくよう呼び掛けてまいります。
(平成25年4月回答)
「不良中学生」について
寄せられた内容
喫煙、集団たむろ、暴言、からかいなど不良中学生に迷惑しています。警察と協力して対策してください。
回答
昨年より、北本市内において、中学生や卒業生が北本駅前にたむろしたり、集団で自転車やミニバイクを乗り回したりする事案が多発し、その対策として、警察、市、教育委員会、中学校、北本高校の職員、地域防犯パトロールの方等でパトロールを実施いたしました。その結果、北本駅前の少年のたむろに関しては改善いたしましたが、まだ、別の場所でのたむろ等がある状況となっております。
そのようなことから、引き続き鴻巣警察署においては、110番通報による出動、パトロールの実施を行ない、声かけ、指導を実施しております。また、北本市青少年指導委員会による定期的な巡回指導も実施されております。
北本市は、少年の非行問題行動に対し日頃より、学校や警察と連携し対応しているところです。特に、少年のたむろ等に関しては、警察にパトロールの強化を依頼するとともに、少年が小・中学生の場合は、各学校において児童生徒の保護者に対し、お子さんの指導についてお願いしているところでございます。
御指摘をいただきました少年の喫煙や市民の方に対する暴言等があった場合につきましては、市民の方が声をかけるよりも警察が対応した方がよいと助言をいただいておりますので、警察への通報をお願いいたします。
今後も鴻巣警察署、市、教育委員会、学校との連携を図り適切に対応してまいります。
(平成25年4月回答)
更新日:2021年03月31日