ごあいさつ
「賢く縮む」 持続可能なまちづくりを目指して
~市長就任から7年目を迎えて~(令和7年5月)
市民の皆様、こんにちは。市長の三宮幸雄です。
令和5年5月1日に皆様のご支援により北本市長2期目を迎え、今年で市長就任7年目となりました。
昨年10月に、本市の「デーノタメ遺跡」が、国指定史跡に指定されました。これは本市にとって「石戸蒲ザクラ」が指定されて以来、102年ぶりに国の宝が誕生したこととなります。デーノタメ遺跡では、縄文時代中・後期に1,500年もの長い間、自然と共生し、資源を循環させ、平和な社会を実現していたことがわかっています。これは現代のSDGsの原点であり、未来へのヒントなのかもしれません。
現在、本市では、まちづくりの最上位計画である第六次北本市総合振興計画の策定を進めています。
人口減少と少子高齢化が続くことが見込まれる本市においては、「賢く縮む」、持続可能なまちづくりを行っていく必要があります。市民の皆様にとって、安心・安全で魅力的なまちを目指すべく、皆様の声を聴きながら、まちづくりの方向性や政策を考えてまいります。
また、近年多発する自然災害への防災・減災対策として、8年ぶりに「北本市防災マップ」を改訂し、全戸配布いたします。引き続き皆様の生命と財産を守るため、地震・防災対策の充実と周知に努めてまいります。
さらに、避難所となる市内全小・中学校の屋内運動場にエアコンを整備し、災害発生時における避難所の環境を改善して防災力の向上を図ります。
6月には、閉校した旧栄小学校を活用した「栄市民活動交流センター」がオープンします。未来にむかって「つどう」「つながる」施設として、世代を問わず多くの人に親しまれるよう、新たな出会いや、活動のきっかけづくりを全力で応援します。
今後も、本市の魅力と地域資源を活かした持続可能なまちづくりを目指し、市政運営に励んでいく所存です。
引き続きご理解とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
更新日:2025年05月01日