【6月29日】きたもとMH(マンホール)の旅~後編
(市民リポーター)大嶋佐知さん
市民リポーターの大嶋です。
今回のミッションは「マンホール蓋」の捜索です。
- 『親子蓋』というものが市内に4か所設置されている!
- 現在北本市には『下水道用MHは新旧複数のデザイン』で存在するらしい!
北本市下水道課を後にした私は、早速「親子蓋」調査を開始することにしました。
かといって、闇雲に探し回って簡単に見つかるほど北本市は狭くもなく…。
そこで対策を練ることに…ここはひとつ論理的に行くことに決めました!
そもそも「親子蓋」とは二重蓋のことを指し、‘Man Hole(人孔)’蓋の外側に、機械・設備の搬入用の大きな蓋を取り付けたものです。
北本市の場合は、マンホールポンプ(下水道の中の汚水をポンプアップして流す機械)はない、水質調査のための計器が入っている、という下水道課の方のお話のなか…に手がかりが!
実は、北本市の公共下水道計画を見ると「流域下水道幹線」に直接ぶつかる下水道は…「4か所」!
これはもう、現場に行ってみるしかないでしょ!
アタリはついていても親子蓋を見つけ出すのが一苦労…その成果をご覧ください。
それでは問題です。
『北本市の親子蓋は市内のどこにあるでしょうか?』
次は、北本市の下水道用マンホール蓋のデザインが複数あるらしい、という情報を検証することに。
通常タイプとカラーデザイン蓋の違いと、カラー蓋はサイズによって模様が少し変わるくらいかと思っていましたが、北本市のサクラのデザイン蓋以前の「MH蓋」が市内にはまだまだ存在するようなのです。
これは割とよく見かけるMH蓋です。
サクラデザイン直前のもので、全国的に広く使用されていた幾何学模様。
文様の形式は「毘沙門亀甲文様」。
さらにその前のMH蓋。
市内でもほとんど見かけることのできなくなった年代物です。
文様の形式は「手毬文様」。
こちらは北本市役所の敷地内で撮影しました。
市章はなくさっぱりとした模様のもの。
(注意) 通行中の足下凝視行動は非常に危険ですのでご注意ください。
今回「マンホール蓋」を探したり撮影したりするなかでいろんな発見がありました。
今まで行ったことのなかった場所まで足を延ばし、お目当てのMH蓋かとワクワクドキドキで道を歩いているとき、北本市の自然と道がよく調和していてほんとうに気持ちがよかったこととか。
ゆっくりてくてく歩いていると、手入れのされたお庭の季節の草花が目に鮮やかだったり、カエルが鳴いていたり、下草の匂いとか、学校帰りのこどもたちの元気な声とか、に気づくことが多かったです。
ひとつのことがきっかけとなってまた別の新たな発見をし、興味がわいてきて、それがまた次へそのまた次へとどんどん広がっていくのだな~と感じました。
北本はほんとうに素敵なまちですね。
次はどこへ行こうかしら。
おまけ
更新日:2021年03月31日