【7月3日】太鼓祭inきたもと
(市民リポーター)八田和生さん
6月に東地域コミュニティ委員会のねぷた囃子の練習風景を取材したのですが、その本番の舞台となる「太鼓祭inきたもと」が7月3日の日曜日に北本市文化センターで行われました。
「太鼓祭inきたもと」の第1部において、地域の活動を代表して中丸東小学校太鼓クラブ、北本あずま太鼓、北本太鼓かばざくらと、その後に続いて東地域コミュニティ委員会が最後を務めました。
私は各サークルにつき報道関係1社という中に紛れ込んだようで、「報道関係」の腕章をいただきました。
会場の入口には、「前売券完売御礼」の札が掛かっていて、会場前のムードを更に盛り上げていました。
開幕前には、太鼓の革の張り詰めた音と出演者の緊張に心の張り詰めた音がそれぞれ聞こえてきたような気がしました。
最初の出番の中丸東小学校太鼓クラブは、こういう舞台は初めての体験だったそうですが、見事な演出とパフォーマンスでした。
その後に北本あずま太鼓、北本太鼓かばざくらと、クラブチームが続きました。
さて、東地域コミュニティ委員会ですが、太鼓に笛と鉦が参加して、ねぷた囃子を華やかに声高らかに たっぷりと練習の成果を披露されました。
第2部では、弘前ねぷたの本場から来られた津軽笛の佐藤ぶん太、氏と上尾出身の和太鼓の世界的奏者、林田ひろゆき氏らが、素晴らしい音楽を奏でていました。
というのも、演奏されたのはねぷた囃子だけではなく、世界の音楽を材料に津軽笛、和太鼓、津軽三味線、ピアノが競演したのです。
勿論ねぷた囃子もたっぷりと聴かせていただきました。
佐藤ぶん太、氏が
「北本にも ねぷた があるんだってえ?」
と挑発するように話しかけ、
「『北本ねぷた は、北本が本場です。』が 弘前ねぷた は 弘前が本場です。」
と、たっぷりと聴かせていただきました。
舞台は盛り上がり、最後のアンコールでは、即席で佐藤ぶん太、氏が跳人(はねと)の跳ね方を指導され、客席中が跳人(はねと)になり、舞台と一体となってラッセーララッセーラと掛け声を挙げて飛び跳ねていました。
今年の北本まつりは熱くなる予感がします。
更新日:2021年03月31日