【8月21日】熱闘!!北本トマト水風戦大会

更新日:2021年03月31日

投稿者(市民リポーター)佐藤正子さん

大勢の人たちが走り回りながら赤い風船を投げ合っている様子の写真

北本市市民リポーター、佐藤正子です。
8月21日(日曜日)、「北本トマト水風戦大会」が開催されました。

スペインの「ラ・トマティーナ(トマト祭り)」という、トマトを投げ合うイベントがありますが、今回、開催された「北本トマト水風戦大会」は、トマトに見立てた「赤い水風船」を投げ合う「水風船のスポーツイベント」です。
私の友達も「エンジョイ北本チーム」として参加していたので、応援に行ってきました。

緑囲まれた公園の荒川で水遊びをしている様子の写真

会場は、北本水辺プラザ公園。付近には荒川があり、緑に囲まれた広い公園で、熱い戦いが繰り広げられました。
当日は、とても暑い一日でした。水風船で濡れても服がすぐに乾いてしまうくらいで、水遊びをしている子どもたちもいました。

テントの下でトマトカレーを販売している出店の写真

会場の出店には、冷たいドリンクやかき氷の他、焼きそばや北本トマトカレーも売られていたので、サマーフェスタのような感じでした。

12チームの名前が書かれたトーナメント表の紙の写真

出場チーム数は、小学生までの子どもの部が44チーム、中学生以上の一般の部が30チーム。計74チームが参加しました。
また、大会前にはインターネットの各メディアで紹介されたこともあり、出場チームには東京都からの参加チームもあったとのこと。若い世代の参加者も多く、大変盛り上がりました。子どもたちは、北本市・鴻巣市の学校からの参加チームが多かったようです。

小学生ぐらいの男の子たちが水風船を投げ合う様子の写真

ところで、水風船を投げ合う「水風戦」の競技ルールについてですが、皆さんはご存知でしょうか。
私は、今まで水風戦の試合を見たことがなく、ただ水風船を投げ合うだけだと思っていましたが、実はルールがあり、体力・瞬発力、そして緻密な作戦が必要なスポーツでした。
5人1チームで水風船を投げ合い、水風船を当てられた選手は退場します。

箱に入れられた青い風船のイルカが芝生の上に置いてある写真

勝ち負けについては、相手チームに置いてある「イルカ」を先に奪う、もしくは水風船を相手チーム全員に当てた方が勝ちとなります。今回の大会では、制限時間2分を設け、「イルカ」を先に取れなかった場合は、水風船に当たらずに残ったメンバーの数の多い方が勝ちになるというルールでした。

発泡スチロールに水をため、水風船を大量に作っている様子の写真

「水風船」とはいえ、当たった感想を聞いたところ痛いとのこと。そのため、「頭を狙って投げてはいけない」いうルールがあります。
また、複数の水風船が速いスピードで飛び交っているので、コート全体を見て走り回らなければなりません。

大勢の人が黒いブロックに隠れながら水風船を投げ合う3枚の写真

チームによって、攻撃と守備の作戦も様々です。
飛んでくる水風船を避けながら攻撃をし、自分たちの「イルカ」を奪われないようにするために守備も必要になります。
攻撃面では、相手チームの選手全員に水風船を当てるか、「イルカ」を奪うために攻めて行きます。水風船に当たる覚悟の上で、一人で相手チームの「イルカ」を取りに行く攻め方もあれば、複数の選手で一気に攻撃する攻め方もありました。

赤いゼッケンをつけた男の人が相手チームのイルカを奪う瞬間の2枚の写真

「イルカ」を取る瞬間の、両チームの選手の接近したプレーは、近くで観ていて、とても迫力がありました。

(左)水風船を投げ合う子供たちの写真(右)水風船を投げ合っている様子をコートの外から見ている人たちの写真

夕方になると、少し涼しくなってきました。
午前中の子どもの部の予選、午後からの一般の部の予選終了後、3時半からは「決勝トーナメント」が行われました。
子どもの部では、普段スポーツをしているだけあって、動きも素早く、まるでアスリートのよう。身軽に水風船を避けて、一気に攻めに行くときの勢いもありました。
一方、一般の部の選手たちは、暑さや体力的に大変な面もあったようですが、投げた水風船のスピードは速く、迫力がありました。また、「イルカ」を取るための頭脳プレーもあり、観ていて面白かったです。
選手たちの家族も応援に参加し、とても盛り上がっていました!!

赤のユニフォームを着た男の子5人が、参加者の前に出て景品を手に立っている写真

決勝トーナメントが終了し、閉会式では、各入賞チームへトマト商品のプレゼントがあり、優勝チームには、東京ディズニーリゾートのチケットがプレゼントされました。

優勝したチームの男女が景品を手にして、笑顔で写真を撮っている様子の写真

子どもの部は「トマトボール」チーム、一般の部では「トマトよりキャベツ派」チームが優勝しました。

芝生の上で参加者がイルカのバルーンや景品を持ちながら笑顔で写っている集合写真

最後は、みんなで記念写真です!!。子どもたちが持っているイルカが可愛らしく、和気あいあいとした閉会式でした。

今回が初めての大会でしたが、たくさんのチームが参加し、とても盛り上がった水風戦大会でした。来年が楽しみですね。ぜひ、開催してほしいです!!