【1月14日】ニューイヤーコンサート2017 in勤労福祉センター

更新日:2021年03月31日

投稿者(市民リポーター)八田和生さん

市民リポーターの八田和生です。遅ればせながら新年ネタのリポートです。

2017年の年明けの1月11日(水曜日)、私は成人病で通院している藤倉病院の待合席で診察の順番呼出を待っていました。

手持ち無沙汰で、院内の掲示物を見ていると、「ニューイヤーコンサート」という掲示物がありました。

この病院の付近にある「勤労福祉センター」での催物(もよおしもの)なので読み込んでみました。

ニューイヤーコンサート案内チラシ

成程(なるほど)、文化センター以外でもこのような催物が在(あ)ったのだと「勤労福祉センター」を再認識致(いた)しました。

中でも、最も私の気を引いたものは、一番上に小さく印刷された「A・T・M学級シリーズ2」とある表示であります。

これは一体何なのだ ?

何を意味するのであろう ?

私は、又(また)、時代から遅れてきているのだろうか ?

これは明らかにしなければいけない。

病院の診察の終了後に問い合わせ先の勤労福祉センターに行ってみました。

窓口の人(西元さん)に伺うと、「A・T・M 学級」とは

A:明るく T:楽しく M:前向きに

の略であって、銀行のATMとは何の関係もなく、インターネットやSNSとも新興宗教とも一切の関係はありませんとのことでした。

楽しそうなお話なので、1月14日(土曜日)のニューイヤーコンサートに行ってみることにしました。

続けてお話を聞くと、この「A・T・M 学級」は、勤労福祉センターの独自の企画とのことでした。

「公民館活動そのものが、3年前から『指定管理者』という制度により、北本市からアウトソーシング(外注)されるようになっている。」ということでした。

西元さんは、以前民間企業で研究活動をされていたそうです。

退職後に指定管理者の「北本市コミュニティ協議会」に所属して、勤労福祉センターにて、明るく楽しくて前向きな地域コミュニティ活動ができないかと考えていたそうです。

そこで黒田さんと共に企画されたのが、A・T・M 学級シリーズです。

( 勤労福祉センター 左側 黒田さん 右側 西元さん )

首からネームプレートをさげている勤労福祉センターの黒田さんと西元さんの写真

「ニューイヤーコンサート」は A・T・M 学級シリーズの第2弾です。

第1弾は、昨年12月に行われた(HIP HOPダンス鑑賞会とクリスマスイルミネーション点灯式)でした。

皆様先(ま)ずはニューイヤーコンサートを楽しみましょう !

ニューイヤーコンサート 2017 in 勤労福祉センター

ステージで女性3人が民族楽器を弾き男性3人と一緒に練習をしている写真

11時半に会場に行くと、すでに出演者は揃(そろ)っていて、リハーサルの最中(さいちゅう)でした。

打ち合わせ等でお忙しい最中(さなか)、市民リポーターとして出演者の皆さんに記事・写真の掲載の同意を頂(いただ)きました。

その時に、尺八の関口聖岳(せいがく)さんが、音響機器の調整やリハーサルをコーディネイトしている姿を拝見しました。

「尺八の関口聖岳さんが、何故(なぜ)そこまでするの?」

開演後に、この音響機器が関口聖岳さんのものであることを、司会役の黒田さんが案内されていたので、それで納得がいきました。

尺八の関口聖岳さんが南米パラグアイの民族楽器のアルパやオカリナという異国の楽器のコーディネイトをしていることに感動しました。

午後1時開場 午後1時半開演

開演前の会場には197席の座席のうち約100名の席が埋まりました。

第1部 オカリナポポロ(女性7名によるオカリナ演奏)

ステージ上で女性7人がオカリナポポロを演奏している写真

ポコ・ア・ポコ(女性3名による南米パラグアイの民族楽器《 アルパ 》の演奏。この団体名の意味は、[段々に]という意味。)

演奏曲 コンドルは行く、~コーヒールンバ

ステージで女性3人がパラグアイの民族衣装をきて楽器を演奏している写真

(このスカート状の服もパラグアイの民族衣装の物であるそうです。)

第2部 関口聖岳 他2名 尺八 演奏

演奏曲 名月赤城山 ~コンドルは行く

 ステージで男性3人が尺八を演奏している写真

関口聖岳さんの巧妙な話術で、尺八を初めて聴く人も抵抗なく聴き入っていたのではないでしょうか。

しかし、初めての人もいるからと、名月赤城山を演奏されたのには驚き、且(か)つ、笑わされました。

関口聖岳さんが尺八を吹いている写真

関口聖岳さんの尺八をもっと聴きたい、古典クラシックな曲をもう1曲聴きたいと思ったところで終演時間となりました。

コンサートが終了すると、聴衆が一斉に座席の折畳(おりたたみ)椅子(いす)を持って前方へ集まっていきます。

舞台下に収納施設があって折畳椅子を収納するようになっているのです。

無料のニューイヤーコンサートを維持するのは出演者のご厚意と聴衆の感謝の気持ちでありますから当然のことと言えましょうか。

A・T・M 学級のこれからの予定

第3弾 介護技術の基礎から応用までの講座 開催   2月4日(土曜日)

第3弾は、A・T・MのM=前向きに相当するのかな?

「介護技術の基礎から応用までの講座開催」と一寸(ちょっと)堅(かた)めの内容ではありますが、西元さんの話では、「会場にベッドを持ち込む実践的な講座内容」とのことです。

第4、5弾   初めての茶の湯 開講   1月28日(土曜日)、2月18日(土曜日)

固定的な師弟関係に限定されがちな「茶の湯」を地元の市民が楽しめる交流の場に!

第6弾 「日本酒を語ろう」講座 開催   2月11日(土曜日)

第6弾は、お父さん、貴方(あなた)の好きなお酒「日本酒を語ろう」の巻ですよ!

教材費500円ですが、話を聞くだけでなく試飲もあるんですよ!

当然に未成年者の参加不可、車両での来場不可(自転車含む)。

お父さん以外も、お酒が似合う女子にも是非参加してほしい。

歴女(れきじょ)、山ガール、日本酒の味の解(わか)る女子は集合せよ。

日本酒を語ろうの案内チラシ