【9月15日】『下町ロケット』ロケ現場密着リポート!part1

更新日:2021年03月31日

投稿者(市民リポーター)山北陽子さん、佐藤正子さん、小宮山菜津美さん、大嶋佐知さん

9月15日(土曜日)正午。
市民リポーター4名が少し緊張しつつも興奮を抑えられない面持ちで北本市役所中央入口に集結しました。

前作から3年、2015年度放送のドラマで最終回22.3%と視聴率1位、数々の賞も受賞し大ヒットになった‘あの’大人気ドラマの続編の撮影現場をなんと取材させていただけることになったのです。原作・池井戸潤×主演・阿部寛、度重なる困難を社員一丸となって切り抜けていくあのドラマといえば…

もうおわかりでしょうか?

10月14日(日曜日)から新シリーズの放送が始まる『下町ロケット』、そのロケ現場を取材しました!

カートに乗った荷物を白の車に運ぶ男性達の写真と、店内のロビーに沢山の荷物を置いている横に立つ男性の写真

市役所ロビーに三脚が付いたライトが設置されている写真と、撮影現場を設営している人たちの写真

今回の撮影は、「佃航平」役の阿部寛さん、「財前道生」役の吉川晃司さん、「水原重治」役の木下ほうかさんが出演される、第1話の注目シーンです!

さすが!
重厚なメンバーそろい踏みでいつもの市役所ロビーじゃないみたいです。
休憩中、出演者の皆さんが待合ロビーのどの椅子に座られたかは内緒、ということで…。

取材した内容は、山北陽子、佐藤正子、小宮山菜津美、大嶋佐知の座談会形式にてご紹介します。

山北:今日は12時集合でした…でも撮影開始は…

小宮山:3時から始まりましたね。12時からずっとあのセッティング…

市役所のホールの壁で作業をしている男性達とスーツを着た男性が2人立つ写真

佐藤:ずーーっと見ていましたね~

小宮山:けど、スタッフさんたちがセッティングしている姿を見ながら、市役所のホールがだんだんと撮影現場になっていくのでドキドキしました。

大嶋:セッティングも速いっていうか、もうスタッフみんなが何をすればいいのか把握していてスゴイ!

大嶋:最初分からなかったんですよね、あの(ホールの)シート何だろうなって。

小宮山:うん、そう。目隠しのためのシートかなって思ったら夕日にするってことだったんですね。

照明が付いた器具が2つと脚立が置かれている写真と、ホールのライトをおとして中央に照明をつけた写真

小宮山:今日の撮影は実際には何分のシーンになるのかな?

山北:あのシーンだけだから…1~2分?
うーん、もっと短いかも、本当に一瞬ですよね。それを…セッティング入れて4時間…。

大嶋:木下ほうかさんは電車で駅まで来て市役所までタクシーで来られたって。
吉川晃司さんがスタッフの車で到着したときに山北さんすぐに気がつきましたよね、降りる前から。

山北:ファンなんですーっ!もう車からもオーラがっ♪♪

小宮山:スタッフさんたちがたくさんの機材を搬入していて、その姿を見ていたときにまず阿部寛さんが到着。そのあと吉川晃司さんが到着しましたね~

小宮山:皆さんは俳優さんと目、合いました?
ちなみに私は阿部寛さんがリハーサルする前に目の前を通り過ぎたとき。多分、目が合いました!笑

大嶋:合わなかったと思います。逆に私たちの視線はビシバシ感じていたでしょうね…

佐藤:最初に、出演者の皆さんがエレベーターから一人ずつ登場した時は、緊張のあまり、チラッとしか見られなかったですね。でも、撮影が進むにつれ、徐々に緊張も解れてきました。ずっと、俳優さんのうしろ姿を見ていました(笑)

大嶋:勉強になったこと、撮影の裏側を見せてもらって気がついたことってありますか?

佐藤:色は撮影のあとで映像を調整するのかと思ったら、全部セッティングして、ライトも黄色で。
光も含めて全部セットで手作りっていうのが、びっくりして意外だった。

小宮山:私は、同じシーンなのにまず阿部さん一人をアップで撮って、次に吉川さんを同じセリフなのにアップで撮って・・何度も繰り返し撮るのにびっくりしました。

佐藤:役づくりかな?阿部寛さんは一人でいることが多かった。

山北:役に入り込んでるっていう感じ。
吉川晃司さんはまた違いましたよね。役柄とは全然違って、とてもフレンドリーな印象でした。

佐藤:そう、気分転換しているっていうか。場を和ませるようなイメージ。

小宮山:私たちの目の前まできてくれて、スタッフさんと雑談していましたよね。手を伸ばせば届くくらい近くに。

山北:ちょっとサービスしてくれていたのかなって思いました。ミュージシャンだから場を盛り上げるのが上手なのかな?

大嶋:スタッフさんの動き、さすがですよね!一人ひとりがこうやって動くって細かく割り振られたみたいに…。

山北:すごいですよねー!スタッフは何人くらいいらっしゃったんですかね、30人以上?

大嶋:いましたよねー!(ホールの)中にも。で、始まるとみんな膝をついて「し~ん」として。

佐藤:こちらのチームはみんな仲がいいって情報が。

大嶋:あ、確かに。北本市フィルムコミッション事業部の担当者も言っていましたよ。このチームは自治体に対してもとても配慮してくれているって。

山北:これからもどんどん北本市を撮影地に選んでもらえたらいいですね。床もね、ちゃんとキズつかないように養生してくれて。
本当に気を使って撮影するんだなぁって。

佐藤:一つひとつが本当に丁寧ですよね。

小宮山:ほんとですよね。スタッフさん一人ひとりがプロのお仕事されてました。

山北:でもちょっとだけ思ったのが…あのシーンだったら都内のどこででもできるんじゃないかな、という疑問。

小宮山:それ、私も思いました。北本で撮影したって言われないとわからない現場だったから。

山北:それをわざわざ北本で…

小宮山:どこかのスタジオでもできるって思ったけど…

山北:ちょっと不思議。

佐藤:都内だと人が集まりすぎちゃうとか。

床の上に3つ置かれたパネルとパネルを1つ右手に持っている女性の写真

大嶋:ホールはあのシーンだけに使って、もう使わないってことですかね。「宇宙センター」だけど。

山北:「種子島宇宙センター」のパネルが貼ってあったあの壁は市役所のオリジナルの壁ですよね。もしまた種子島宇宙センター内のシーンがある時は、また市役所で撮影するんですかね?

大嶋:いや…宇宙センターはあまりにも大きな研究所だからいくつも部屋があるって設定かも…

山北:放送でどのように使われているのかも楽しみですね。また市役所でも撮影してほしいなぁ。

青のパネルを壁に取り付けている最中の女性の写真

小宮山:放送当日、「種子島宇宙センター」のパネルと壁を見つけたいなぁ。

山北:撮影に使われたりすると、地元だけでなく、他の地域の人も見に来たりしますよね。

小宮山:確かにね~

大嶋:と、思いますよ。だから本当にいい作品ができてほしいなって。

佐藤:もともとね、注目されている作品ですし…

山北:北本…どの辺をいいって思ってくれたんだろう。

佐藤:少し昭和のにおいがするような…

小宮山:「みんなで北本撮影場所めぐろう!」的なイベント?そういうのを作ってくれればね。

山北:いいですね♪撮影スポットめぐりみたいな…。このドラマのこのシーンはここでした!みたいなね。

小宮山:私は実際ああいう撮影を初めて間近で見ました。至近距離…。

山北:撮影現場でびっくりしたのが、このドラマ、役者さん、ほとんどメイク直ししていなかったこと。

小宮山:そうそう!

山北:それと、スタッフさんの手際の良さ!
ちょっと話していて振りかえったら、もうね…撤収が速い!

佐藤:速かった!あれだけ道具広げてたのに…

山北:役づくりしているところとか、あとリラックスしているときと「本番でーす」で空気がシャッと変わるところとか。あの空気を感じられたのがうれしかった。

小宮山:監督が「OKです」というと、空気が「はぁ~」となる感じとか。

山北:OKです、と言わないときのカットは何も…

佐藤:…変わらず。空気が変わると緊張して身動きできない感じですよね、私たちも。

小宮山:監督やスタッフさんと同じく、モニター越しで見ていましたが現場の緊張感が味わえましたよね。

佐藤:撮影の一番最後のほうで、みんな全員総立ちのときがあったじゃないですか。

山北:最後のシーン撮ったときね。

山北:ね、だから本当にスタッフが一丸となって作っているのが伝わってきましたよね。

佐藤:雰囲気が本当によかった。

小宮山:うんうん、雰囲気良かったよね!
大嶋さんなんて、監督に話しかけられてたじゃないですかー!うらやましい。あの有名な福澤監督に。

大嶋:とっさにアドリブで対応することができなかったですよ~

大嶋:雰囲気よかったのは、誰かだけにじゃなくってチームみんなが本当にいい感じで。
エンドロールにはスタッフさんの名前も出るのかな。

佐藤:北本市役所もね。

山北:そこ注目ですねっ!!!

小宮山:市民の皆さん、ドラマもですがエンドロールもしっかりご覧ください!

大嶋:住んでいる人が北本ってこういうところなんだって興味をもってもらえるといいですね。

山北:北本でも撮影やるっていうのがきっかけで、北本市を知り、もっと愛着がでてくるといいですね。

大嶋:そういうのが自慢できることになったらいいですよね~

山北:市役所でやったんだって!みたいなね。そういうのも広まっていくといいですよね。

佐藤:ところで、「北本トマトカレー」食べてくれますかね?

トマトの写真の上に北本トマトカレーと書かれたボックスが机に乗っている写真

大嶋:そうそうそう。最後に副市長が、監督と阿部寛さん、吉川晃司さん、木下ほうかさんに「北本トマトカレー」を進呈しましたよね。

山北:下町ロケットの出演者が北本トマトカレーを知ってくれるのは嬉しいですね。

小宮山:北本のお土産にトマトカレー!!どんどん広がってほしいなぁ

山北 :出演された人たちのSNSに、もしかしたら北本トマトカレーが登場するかもしれないので毎日チェックしなくちゃですね(笑)

佐藤 :食べてほしい~!