きたもと節電コンテスト2014(夏)結果発表

更新日:2021年03月31日

家庭の節電部門

2014年度夏は31世帯にご参加いただき、ありがとうございました。
2014年度夏の結果につきましては、以下のとおりです。

上位10世帯の電気使用量など

 

節電上位10世帯の1人あたり電気使用量と世帯人数など
順位 1人あたり
電気使用量(キロワット時)
世帯人数 世帯電気使用量
(7・8月)
1位 32.3 4 129
2位 41.8 8 334
3位 50.3 4 201
4位 69.8 6 419
5位 70.3 4 281
6位 83.3 3 250
7位 86.8 5 434
8位 91.8 4 367
9位 94.0 2 188
10位 95.0 5 475

 

夏の節電の工夫(参加者よりいただいたものから抜粋)

  • 早寝早起きを実践した。
  • エアコンと扇風機の併用でエアコンの温度を2度上げることができた。
  • 就寝時の保冷マットの活用・氷枕の活用。
  • 30度以上の日にクーラーを使用すると決め、つけるときは部屋を限定した。
  • 家族で一緒に過ごす。外出の回数を増やす。
  • 子供が節電をしに家中を回る。
  • グリーンカーテンやすだれを活用する。
  • 出かけるときはカーテンを閉めて室温の上昇を防ぐ。
  • 冷蔵庫にカーテンを付ける。
  • 夏を楽しむ(季節を感じる)。
  • 太陽光パネルの設置、照明のLED化。
  • 炊飯器の保温を使わない。
  • 保冷剤を首に巻く。
  • 家事(炊飯・洗濯)は朝晩の電気料金の安い時間帯に済ませた。
  • 窓を開け、風通しをよくした。
  • 昼間の暑い時間は外食か、公共施設を利用した。

夏の節電の感想(参加者よりいただいたものから抜粋)

  • コンテストがあることで、ちょっとした事でも節電を意識するようになった。
  • 無理なく楽しく節電できるように工夫した。
  • 電気に頼りすぎない生活を心がけたい。
  • 節電は家族一人一人の協力が大切。
  • 毎年節電に努めているが、大きな削減のためには新たな取組をしないと難しい。
  • 子供と一緒にエアコンの運転モードをいろいろ試した。
  • 太陽光をいれて、「見える化」すると節電がしやすいと思った。
  • 節電は電気代も安くなって家計にもやさしいので、続けていきたい。
  • 皆が意識して取り組まなければ大切な地球は守れないと思う。
  • やれる範囲には限界があるが、日々意識を持ち続けることが大事だと思う。
  • 公共施設を利用したが、行くまでのガソリンもかかると感じた。
  • 電気料金の値上げで、節電してもむなしさを感じる。

事業者・団体の節電部門

2014年度夏は5つの事業者にご参加いただき、ありがとうございました。取組内容や削減量等に応じて、以下のとおり表彰しました。

最優秀賞 コープみらい デイサービスセンター・北本介護センター

コープみらい 北本デイサービスセンター(1階)・介護センター(2階)

  1. 七夕ライトダウン・ノー残業デーの取り組み
     センター内で七夕の飾り付けを行い、ポスターの掲示を行ないました。職員は、地球のことを想いエコ短冊を記入しました。ノー残業の取り組みでは職員全員がエントリーをしました。
  2. グリーンカーテンの実施
     夏の日差しを遮るために、センターの入り口横でゴーヤのグリーンカーテンを育てています。冷房による電力消費を抑える効果に期待しているほかに、利用者様の憩いの場所にもなっています。
(写真)コープみらい デイサービスセンター・北本介護センター
  1. 節電の取り組み
     センター入り口の照明は営業時間内に点灯の必要はないと判断し、使用していません。冷房の使用を極力控えるために、自然の風がセンター内に入ってきやすくなるように、ドア用網戸を使用しています。また、上部の窓を開け換気しやすい環境づくりを心がけています。
  2. 涼をもとめて…作って涼しい「紙すき はがき(しおり)」作り
     利用者様に涼を感じてもらうために、牛乳パックを材料に春に作った押し花(パンジー・ビオラ)を散らしてはがきと世界にひとつだけのうちわをつくりました。
(写真)牛乳パックを材料にはがきとうちわを作っているようす

優秀賞 生活協同組合 コープみらい コープ北本店

  1. 間引き照明
     年間を通して蛍光灯の間引き照明を実施しています。今年に入り電気使用量の見直しを行い、飲料のオープンケース棚の照明を間引きし、店内の間引き照明の本数を増やしました。
(写真)間引き照明を行っている様子
  1. 開店前点灯時間の見直し
    開店準備の際につけていた店内の照明を開店直前までつけない見直しをしました。
(写真)開店直前まで照明を控えている様子
  1. 七夕ライトダウン、ノー残業デーへの参加
    ノー残業の取り組みに6人がエントリー。
    7月7日当日は、20時から22時まで店の看板の電気を消しました。

取組賞 生活協同組合 コープみらい コープデリ北本センター

 コープデリ北本センターでは、組合員(お客様)に前週にご注文いただいた商品(主に食品、雑貨)を翌週まとめてトラックにてお届けしています。今年度は職員の残業削減の取り組みを行なうことで、トータルの電気使用量を削減する取り組みを行なっています。

  1. 配達コース(順路)の見直し
    一筆書きのように効率の良いコース(順路)づくりを行い、配達時間を短縮します。
     
  2. 帰着後の事務作業がスムーズに出来るように「スタンディング」を推進しています。
    これまでは机とイスが個人ごとに与えられていましたが、帰着した職員全員が着席してしまうと、満席で作業効率は下がる一方…。そこで考えられたのが「スタンディング」…簡単に言うと“立ち作業”で事務作業が完了できる仕組みです。共同で使用できる事務作業場を事務所内に新設し、作業が終了したらそのまま帰宅。
(写真)共同の立ち机
  1. 七夕ライトダウン、ノー残業デーへの参加…17人全員がエントリー。

削減率賞 有限会社 印章と文具のすずき

  1. 天候や時間で部分的に照明を消しました。
  2. 平成26年度エネルギー使用合理化等事業者支援事業に申請し、8月に店内空調機器(エアコン)を新しい機器に変更し、契約電力を減設しました。
    削減率は、27.6パーセント

削減量賞 富士重工業 株式会社 埼玉製作所

【改善策1】工場棟給気ファンの停止

工場内換気は屋根上から「給気」し、屋根上に「排気」する第一種換気設備となって   います。夏場は直射日光で折板屋根が熱せられ、その空気(45度以上)を「給気ファン」により工場内に取り込んでおり、作業環境(温熱)を悪化させる要因となっています。工場建屋周辺は下屋(入出庫ヤード)が設置され、日陰となっており比較的温度の低い空気を工場内に取り入れられることから夏場開放している窓、大扉を給気口として利用します。今夏は節電、作業環境改善を図るべく第三種換気とし「給気ファン」を停止する活動を行いました。

  • 給気ファン消費電力:出力3.7キロワット×0.6×15時間×14台×=466.2キロワット時/日
  • 8月省エネ効果:466.2キロワット時/日×17日=7,925.4キロワット時

  記:1日のファン稼働時間15時間、8月の稼働日17日

【改善策2】事業所内給水圧力低減

事業所内の給水圧力を低減し、節電、節水に貢献します。

  • 改善前の給水圧力:0.38メガパスカル(インバーター周波数35ヘルツ)
  • 改善後の給水圧力:0.30メガパスカル(インバーター周波数30ヘルツ)
  • 節電効果:5,000キロワット時/年
  • 節水効果:1,000立方メートル/年

いずれの改善活動の効果は、理論計算による理論値です。
削減量は、71,928kwh

 日本の電気使用量は家庭部門よりも産業部門や業務部門の方が大きいため、事業者・団体部門の節電は、大変重要となります。このような取組を参考にして、市域から排出される温室効果ガスを削減し、地球温暖化防止に貢献していきましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

環境課環境政策・保全担当
〒364-8633
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電話:048-594-5526
ファックス:048-592-5997
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