リチウムイオン電池の適切な分別排出について

更新日:2025年08月18日

リチウムイオン電池に起因する火災事故について

近年、リチウムイオン電池に起因する火災事故が増加しています。埼玉県内のごみ処理施設等で発生した火災事故の約7割は、リチウムイオン電池が適切に分別されず他のごみと混入したことに起因しています。

リチウムイオン電池は、充電して繰り返し使えるコンパクトで軽量な電池です。モバイルバッテリーなどの充電式機器に用いられています。このリチウムイオン電池は、過度の力が加わると激しく発熱・発火する危険があります。

このため、リチウムイオン電池が適切に分別されずに家庭ごみの集積所へ排出されてしまうと、ごみ収集車の回転機により過度の圧力が加わり破裂や発火の危険があります。

本市においても、過去に市民の皆さんが排出したごみの収集・運搬中にごみ収集車から発火する火災事故が発生しました。火災事故の原因特定には至っておりませんが、リチウムイオン電池が他のごみに混入してしまうことで火災事故の原因となりかねません。

市民のみなさまにおかれましては、火災事故防止のためにリチウムイオン電池の適正な分別にご協力をお願いします。

ごみ収集車から発火した過去の火災事故

リチウムイオン電池(モバイルバッテリー等)の排出方法について

廃乾電池(電池類)として分別し、市役所や公民館等の公共施設に設置してあります廃乾電池ボックスに排出してください。または、毎月1回目の資源ごみの収集日のみ、地域の資源ごみ集積所に廃乾電池ボックスを設置しますので、そちらに排出してください。

膨らんでしまったものや破損しているものも排出できますが、必ずビニールテープで金属部分を覆うように貼り付けてから排出してください。

環境課の窓口においては、リチウムイオン電池を持参された場合、職員が危険性がないかを確認した上で回収対応を行っておりますのでご相談ください。

リチウムイオン電池の排出時の注意点(環境省)

この記事に関するお問い合わせ先

環境課資源循環担当
〒364-8633
埼玉県北本市本町1-111
電話:048-594-5553
ファックス:048-592-5997
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