鴻巣市・吉見町と新ごみ処理施設の整備に取り組みます

更新日:2021年09月16日

新たなごみ処理施設の整備について、現在ごみ処理を埼玉中部環境保全組合として共同で行っている鴻巣市及び吉見町と新ごみ処理施設整備の協議を重ね、令和3年9月16日「新たなごみ処理施設の整備促進に関する基本合意書」を締結しました。

市長より

埼玉中部環境保全組合の構成市町である鴻巣市及び吉見町とは、多年にわたりごみ処理を共同で行ってきた実績と経験があり、2市1町が連携し、新たなごみ処理施設の整備に取り組むことは、より安定した事業の推進につながるものと考えております。

基本合意書を締結するにあたっては、北本市の意見として

・新たなごみ処理施設整備に関する2市1町の財政計画を策定すること
・脱炭素化等を目指したごみ処理方法について検討すること

の2点について要望し、御理解をいただきました。

 

今後、ごみの安全かつ安定的な処理を最優先としながら、適切な環境保全やエネルギーの有効利用に十分配慮し、経済性にも優れた施設の整備に向けて、市民の皆様の理解を得ながら進めてまいりたいと考えております。

新たなごみ処理施設の整備促進に関する基本合意書締結までの経緯

令和2年3月 北本市、鴻巣市、行田市との新ごみ処理施設整備事業が廃止

老朽化が進む既存ごみ処理施設の課題への対応として、北本市、鴻巣市及び行田市で新たなごみ処理施設の整備事業を進めてきましたが、構成3市の方向性の一致が見込めないとの判断から、令和2年3月31日に事業廃止となりました。

令和2年8月 鴻巣市との勉強会がスタート

鴻巣市の提案により、ごみ処理広域化に関する勉強会を令和2年8月に立ち上げ、同年10月の第1回の開催から計5回、今後のごみ処理施設に関する枠組み等のメリット・デメリットなどについて検討し、埼玉中部環境保全組合の構成市町である2市1町での枠組みが望ましいとの確認をしました。

令和3年3月 吉見町が勉強会へ参加

吉見町より勉強会への参加申入れを受け、2市1町によるごみ処理広域化に関する勉強会がスタートしました。同年4月の開催から現在までに計3回、ごみ処理広域化に関する検討を行っています。

令和3年5月 2市1町の首長会議を開催

鴻巣市長の呼びかけにより、新たなごみ処理施設の建設に関する協議を行い、埼玉中部環境保全組合の構成市町である2市1町の枠組みで実施していくこと、建設予定地については鴻巣市郷地安養寺地区で協議を進めていくことの2点の提案があり、基本合意を目指して連携して取り組むことが確認されました。

令和3年8月 2市1町の首長による合意内容の承諾

新たなごみ処理施設の整備促進に関する基本合意について、2市1町の首長による会議を行い、合意内容について承諾されました。

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