【お庭に咲いていませんか?】オオキンケイギグについて

更新日:2022年01月05日

オオキンケイギクは、特定外来生物です

オオキンケイギクなどの外来植物は、外来生物法(特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律)により、日本の生態系などに重大な被害を及ぼす生物として「特定外来生物」に指定されています。

特定外来生物は、 飼育、栽培、保管、運搬、販売、譲渡、野外に放つことなどが原則禁止されており、これらの項目に違反した場合、最高で、個人の場合懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金、法人の場合1億円以下の罰金が科せられます。

駆除にご協力ください

非常に強靭な生命力をもつオオキンケイギクは、一度定着すると在来植物を駆逐して、自然景観や日本特有の生態系を大きく変えてしまいます。

特定外来生物の拡散を防止し、生態系及び生物多様性を保全するため、自宅に持ち帰って、お庭などに植えないようにするとともに、身近な場所で見かけた場合には、駆除のご協力をお願いします。

なお、市内の道路や河川などにおいて、オオキンケイギクなどの外来植物を目撃した場合には、環境課までご連絡ください。(道路管理者又は河川管理者に情報提供します。)

オオキンケイギグの生態

キク科の多年草(株から次の年も芽を出す植物)

開花期 5月~7月

コスモスに似た形状で、先端が不規則にギザギザしている。

直径5センチメートルから7センチメートル程度の頭状花

草丈 30~70センチメートル程度
分布 土手、河川敷、街路樹の下、線路沿い、空き地など
原産国 北アメリカ
花の写真、茎の先端にぎざぎざの花が付いている

【花の写真】ギザギザの黄色い花が特徴。花の中央付近が赤茶色のものや、八重咲きの種類もある。

葉の写真、細長いへら状の形で、よく見ると白い毛が見える

【葉の写真】葉枝が対に生え、細長いへら状の形が特徴。よく見ると白い毛が見える。

写真提供元:九州地方環境事務所(環境省) 

オオキンケイギクの駆除方法について

• オオキンケイギクは、多年草のため、繁殖を防ぐには根から抜き取る必要があります。

• 広範囲に群生し、抜き取りが難しい場合は、地上部を刈り取る方法がありますが、この場合、再び開花します。

• 刈り取りなどの時期によっては、種を拡散させるおそれがありますので、駆除は花が咲く前か、花が咲いている間にお願いします。

• 刈り取り後は、種が拡散しないようにごみ袋に入れて枯死させ、燃やすごみとして処分してください。

 

関連リンク

外来生物法の罰則規定や、オオキンケイギクの生態等の詳細については、環境省のホームページをご確認ください。

この記事に関するお問い合わせ先

環境課環境政策・保全担当
〒364-8633
埼玉県北本市本町1-111
電話:048-594-5526
ファックス:048-592-5997
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