野鳥における鳥インフルエンザについて

更新日:2021年03月31日

鳥インフルエンザウイルスの人への感染については、この病気にかかった鶏と接触して、羽や粉末状になったフンを吸い込んだり、その鶏のフンや内臓に触れた手を介して鼻からウイルスが入ったりするなど、人の体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれにかかることがあることが知られています。日本では、通常の生活で病気の鳥と接触したり、フンを吸い込んだりするようなことはあまりないことから、鳥インフルエンザに感染する可能性はきわめて低いと考えられます。

死亡した野鳥を見つけたら

野鳥は、エサが取れずに衰弱したり、環境の変化に耐えられなかったりするなど、病気以外の原因でも死亡することがあります。また、野鳥は、鳥インフルエンザ以外にも様々な細菌や寄生虫を持っていたりします。野鳥が死んでいるのを見つけた場合には、細菌や寄生虫に感染しないよう、死亡した鳥を素手で触らずにビニール袋に入れてきちんと封をして廃棄物として処分することも可能です。不安な場合には、市役所、獣医師、埼玉県中央家畜衛生保健所又は埼玉県中央環境管理事務所にご連絡ください。万一、野鳥が密集して死んでいる場合には、毒物などを食べて死亡したことも疑われます。この場合には、事件の可能性もありますので、警察署又は埼玉県中央環境管理事務所にご相談ください。

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