感震ブレーカーについて

更新日:2025年12月22日

感震ブレーカーとは

感震ブレーカーは、地震が発生した際、設定以上の震度を感知した時に、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動で止める器具です。

地震発生後の停電復旧時、電気ストーブや照明器具等に可燃物が触れた状態で自動的に電源が入ることで、火災が発生します。

通電火災を防ぐためには、電気のブレーカーを切って避難することが重要です。

発災後の慌てた状況の中でもブレーカーの切り忘れがないよう、地震を感知すると自動的にブレーカーを落として電気を止める装置が感震ブレーカーです。

感震ブレーカーの設置は、不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合などに電気火災を防止する有効な手段です。

感震ブレーカーを設置することで、電気関係の火災の出火・延焼を防止し、被害を軽減することができるため、感震ブレーカーについて設置を検討しましょう。

感震ブレーカーの種類と特徴

感震ブレーカーは、地震を感知してから電気を止めるまでに数分間の猶予を持たせるタイプや特定のコンセントの電気を遮断させるコンセントタイプなどもあり、ご家庭の状況によって使い分けることが可能です。

(1)分電盤タイプ

分電盤に内蔵されたセンサーが、一定の震度を感知すると電気を遮断するもので、基本的には全ての電気が遮断されます。

揺れを感知した際、一定時間経過後にブレーカーが落ち電気が遮断されるため、ブレーカーが落ちる前に建物からの避難や電気製品の電源を切るなどの安全確保を行うことができます。

設置するには、電気工事が必要です。

・分電盤タイプ(内蔵型)

分電盤に内蔵されたセンサーが揺れを感知し、一定時間経過後、ブレーカーを切って電気を遮断します。

・分電盤タイプ(後付型)

分電盤に感震機能を外付けするタイプで、センサーが揺れを感知し、一定時間経過後、ブレーカーを切って電気を遮断します。

(2)コンセントタイプ

コンセントに内蔵されたセンサーが揺れを感知すると電気を遮断するもので、電気工事が必要な埋め込み型と工事が不要な差し込み型があります。

住宅内で出火の可能性の高い電熱器具に設置し、避難用の照明や医療機器等の地震時にも電力供給が必要な機器には継続して電気を送るなど、使用者が選択することができます。

未設置のコンセントへの通電は遮断されません。

(3)簡易タイプ

地震による重りの落下や感震センサーによるバンドの作動によりブレーカーを落とし、電気を遮断するものです。

取り付けに工事が不要で、比較的容易に設置することができます。

設置にあたっての留意点

感震ブレーカーなどの設置状況によっては、各地の発表震度が設定作動震度より小さい場合でも作動したり、逆に大きい場合でも作動しなかったりする場合があります。

感震ブレーカー等の設置の有無に関わらず、地震発生後に自宅から避難する際にはブレーカーを切るようにしましょう。

家庭内で医療機器などを使用している場合、設置する感震ブレーカーの種類によっては医療機器などへの影響が考えられるため、設置をする際には十分注意しましょう。

夜間に地震が発生し感震ブレーカーが作動した場合に、避難するための照明が確保できず、転倒した家具や割れた窓ガラスなどで怪我をする可能性があります。

あらかじめ停電時に作動する足元灯やランタンなどの照明器具を用意しておくと電気が消えても安全に避難ができます。

復電する際は、事前にガス漏れや電気製品の安全を確認してから行いましょう。

 

火災予防・耐震対策を

感震ブレーカーは、通電火災には有効ですが、地震による火災の原因は、通電火災だけではありません。

ガスによる火災や石油ストーブなどの暖房器具による火災など、様々な要因に気を付けなければいけません。

感震ブレーカーを取り付けたからといって、過度な安心感を持つのは避けましょう。

感震ブレーカーの設置に関わらず、地震時やそのほかの自然災害時にも大規模な停電が発生する恐れがあることから、平時から停電対策に取り組みましょう。

もしもの時のために、二重三重の火災予防対策をすることが重要です。

また、避難路の確保などのために、建物の耐震化や家具の転倒・落下・移動防止などに取り組みましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

くらし安全課危機管理・消防防災担当
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