令和7年度病害虫発生予察注意報第4号の発表について
県内各地で実施しているイネ斑点米カメムシ類の畦畔・雑草地における発生調査の結果、1調査地点当たりの発生量が74.3頭と平年(19.7頭)の約3.8倍で、過去10年で最も多くなっています。
多くの種で捕獲虫数が多く、特にアカスジカスミカメ及びイネホソミドリカスミカメ、ホソハリカメムシ、クモヘリカメムシが平年比で約2~12倍と大量に捕獲されており、イネの斑点米の発生が懸念されますので、出穂期から乳熟期にかけての防除と定期的な除草を行ってください。
なお、出穂前2週間と出穂後2週間の、生息地(畦畔、雑草地、休耕田など)の除草は、カメムシ類を水田に追い込み、斑点米の発生を助長させるので避けましょう。
令和7年注意報第4号(イネ斑点米カメムシ類) (PDFファイル: 516.5KB)
外部リンク
令和7年度病害虫発生予察注意報第4号「イネ斑点米カメムシ類(アカスジカスミカメ、イネホソミドリカスミカメ、ホソハリカメムシ、クモヘリカメムシ)」
更新日:2025年07月30日