第39回北本市平和を考える集い

市では、7月と8月を「平和を考える月間」とし、7月の最終週の水曜日から1週間を「平和を考える集い週間」としています。

Let's think about peace together 一緒に平和について考えるとま！

平和展示会

日時：7月30日（水曜日）～8月3日（日曜日）午前9時～午後4時

場所：北本市文化センター ホワイエ・エントランスホール

費用：無料

内容：

中学生平和ポスター・平和標語展（共催：北本市教育委員会）
戦中戦後を生きた北本市民の「戦争体験記」
写真パネル「世界を知る写真展『わたしの街を返して』」（日本赤十字社神奈川県支部）
丸木美術館所蔵「原爆の図」複製画の展示
写真パネル「終戦と戦後の苦しい生活」（埼玉県平和資料館）
実物資料等展示「一つの花・出征セット」（埼玉県平和資料館）
アニメ「最後の空襲くまがや」放映・・・など

平和を考える集い展示写真

平和講話会

日時：8月3日（日曜日）午後2時から（午後1時30分開場）

場所：北本市文化センター 第1・2会議室（3階）

費用：無料

タイトル：『満州』での戦争体験と、初めて見る、『日本』。

講師：浅野卓さん

北本市在住。昭和9年中国大連市で生まれ、昭和16年牡丹江市の国民小学校に入学。激動の戦時中・戦後において、悲惨と苦難の生活に耐え生き抜いた、実体験を語っていただきます。

浅野卓氏

原爆朗読劇（共催事業）

日時：8月2日（土曜日）午後2時開演（午後1時30分開場）

場所：北本市文化センター ホール

費用：無料

タイトル：原爆朗読劇「夏の雲は忘れない」ヒロシマ・ナガサキ1945年

出演：こなつの会

主催：こなつの会・北本市

美術展示（共催事業）

日時：7月30日（水曜日）～8月3日（日曜日）午前9時～午後4時

場所：北本市文化センター 展示ホール（2階）

費用：無料

タイトル：広島の高校生が描く「原爆の絵」～被爆者と共に描くあの日のヒロシマ～

主催：新日本婦人の会北本支部・北本市

平和を考える集いポスター（PDFファイル形式）

第39回北本市平和を考える集いポスター (PDFファイル: 678.6KB)

ボランティア募集

「平和を考える集い」の受付や会場の準備、片付け等の運営支援を行うボランティアを募集します。

期間：7月29日（火曜日）～8月4日（月曜日）

対象：市内在住・在学・在勤の高校生以上の人

申込方法：7月11日（金曜日）までに、下記の申込み電話または申込みサイトでお申込みください。（お申し込みされた方には、後日内容等のご連絡をさせていただきます。）

申込み電話：048-594-5529（市民課市民相談担当）

申込みサイト：https://logoform.jp/f/WNlnU

平和を考える集いボランティア募集申込みQRコード

申込みサイトQRコード

平和を考える実行委員長から

「戦争ほど残酷なものはない。戦争ほど悲惨なものはない。」

この一節の精神が、私の平和運動の根本です。
今、世界に目を向けると、私たちと同じように日常を過ごす人々が犠牲になる争いが続き、その状況は日々悪化していると感じております。
未来へ残すべき人類の貴重な文化や遺産に留まらず、人権や命さえも無残に奪ってしまう「戦争」。人が生み出す悲惨な破壊行為は、一瞬にして多くの人生を変えていきます。
過去の大戦を経験された方々が高齢になり、その惨禍がゆっくりと風化しつつある中で、実際に我が国で起きた残酷で悲惨な出来事を二度と起こしてはならないということを、戦後生まれの人間として後世に伝えていくために、平和を考える実行委員会を運営してきました。

今年の平和を考える集いは、「わたしの街を返して」と題して、シリア、イラク、イエメンの写真を展示いたします。
また、平和講話会では、北本市在住の浅野卓(たかし)さんをお迎えし、満州での戦争体験などを語っていただきます。
併せて、中学生平和ポスター・平和標語や原爆の図などの展示も例年に引き続き実施いたします。
一人でも多くの人の目に留まり、平和を考える機会にしていただけたら幸いです。

戦後80年、ベトナム戦争終結50年、昭和100年という節目である令和7年。歴史を振り返り、未来を考えるきっかけとなることを願います。

結びになりますが、私たちはこれからも平和啓発を推進し、発信してまいります。第39回平和を考える集いを通じて、この同じ時代を生きる北本市の皆様に、恒久の平和を願う心が一層育まれることを祈願いたしまして、平和を考える実行委員長の挨拶といたします。

令和7年6月

北本市平和を考える実行委員会

委員長川畑篤子