DV(配偶者等からの暴力)に関する相談窓口

更新日:2025年03月03日

配偶者等からの暴力(DV)は、犯罪となる行為を含む重大な人権侵害です。いかなる理由があろうとも暴力は決して許されるものではありません。一人で悩まないで相談しましょう。
緊急の時は迷わず110番してください。

DVとは

DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、配偶者や恋人など親密な関係にある、またはあった者からふるわれる暴力のことです。

暴力は対等な人間関係のもとで生じることは少なく、相手を支配し、権力を強化するための手段として行われます。

 

暴力の例
身体的暴力 殴る 蹴る 物を投げつける 髪をひっぱる 刃物などを振りかざす 引きずりまわす たたきつける 熱湯をかける 首を絞める 眠らせない 等
精神的暴力 「何の役にも立たない」「誰のおかげで生活できると思っているんだ」などと言う 交友関係や電話・郵便物・メールなどを細かく監視する 実家や友人とのつきあいを制限する
大切にしている物を壊す・捨てる 人前でバカにする 何を言っても無視する 大声で怒鳴る 自殺をするといって脅す 等
性的暴力 望まない性的な行為を強要する 避妊に協力しない 見たくないポルノビデオや雑誌を無理やり見せる 等
子どもを利用した暴力 子どもを取り上げる 子どもに危害を加えるといって脅す 等
経済的暴力 生活費を渡さない 足りなくなる金額しか渡さずに「ください」と言わせる 働いたお金を取り上げる 仕事をやめさせる 等

 

暴力の周期

暴力にはサイクルがあるといわれています。

(イラスト)DVのサイクル

暴力の影響

暴力を振るわれた被害者は、身体的な怪我だけでなく、うつ症状、無気力、人間不信など精神的にも深刻な影響を受けることが少なくありません。暴力を受け続けると、その人が本来もっている生きる力が弱められ、無力感や孤立感を強く感じるようになります。
配偶者への暴力は、子どもにも深刻な影響を与えます。たとえ子どもに直接暴力を振るっていなくても、子どもの目の前で配偶者に暴力を振るうことは「児童虐待」にあたると定義されています。

デートDVとは

恋愛関係にある2人の間で起こる暴力を「デートDV」といいます。平成29年度の内閣府の調査では、20代の3人に1人が「デートDVを受けたことがある」と答えています。

相手が怒るのは、自分が悪いからだと思っていませんか?
束縛されるのは、愛されている証拠だと思っていませんか?
相手を怒らせないように行動していませんか?
やさしい時もあるし、いつか変わるのではないかと思っていませんか?

これらを恋愛だと思い込むことによってデートDVは問題を深刻化させています。
これってDVかな?と思ったら、ひとりで悩まないで相談しましょう。

相談窓口

相談窓口情報
相談窓口 電話 受付時間など

市役所女性相談

048-591-1111

予約制

原則第1・3水曜日、第2月曜日

 

埼玉県男女共同参画推進センター

電話相談
048-600-3800

DV相談専用
048-600-3700

月曜日~水曜日、金曜日、土曜日
9:30~20:30

日曜日・祝日
9:30~17:00

(年末年始を除く)

鴻巣警察署 048-543-0110 緊急の場合は、迷わず110番
埼玉県女性・DVチャット相談「たまチャ」(旧:お悩みチャット@埼玉) ホームページで受付 日曜日、水曜日、金曜日(年末年始を除く) 15:00~21:00
「DV相談+(プラス)」 (内閣府) 0120-279-889 (つなぐ はやく)

電話 24時間

チャット相談 12:00~22:00

DV相談ナビ(内閣府) ♯8008(はれれば) 携帯電話(スマートフォン)からも利用可能
最寄りの都道府県の相談機関につながります。
相談時間は、つながった相談機関の受付時間に準じます。
法テラス(日本司法支援センター)犯罪被害者支援ダイヤル 0120-079714(なくことないよ) 平日
9:00~21:00
土曜日
9:00~17:00

受付時間など変更となる場合がありますので、各窓口にお問い合わせください。

性犯罪・性暴力でお悩みの方

相談窓口 電話 受付時間など

性犯罪・性暴力のための

ワンストップ支援センター

#8891  

性暴力に関するSNS相談

「Cure」キュアタイム

SNSで相談

毎日

17:00~21:00

性暴力等犯罪被害専用相談電話

アイリスホットライン

0120-31-8341 24時間365日受付

 

もしあなたが身近な人に相談されたら

話を最後までじっくり聞いてください。
 「あなたにも問題があるのよ」「別れればいいのに」などど、被害者を責めるような言い方はしないでください。いかなる理由があろうとも、暴力は許されるものではありません。
聞いた話は、第三者に話さないでください。加害者に伝わり、被害者が危険にさらされる可能性があります。
DVで困っている人がいたら、専門の窓口に相談するようにすすめてください。


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この記事に関するお問い合わせ先

人権推進課人権推進・男女共同参画担当
〒364-8633
埼玉県北本市本町1-111
電話:048-594-5506
ファックス:048-592-5997
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