平成22年度第1・四半期市政概要報告
平成22年度第1・四半期における市政の概要を御報告いたします。
初めに、総合政策部関係について御報告いたします。
デマンドバス実証運行について申し上げます。
昨年度のテスト運行に続き、今年度は4月5日より約1年間のデマンドバス実証運行を開始いたしました。実証運行開始後、これまで延べ1,800人以上の方々に御利用いただいており、テスト運行を上回るペースとなっております。
今後は、実証運行を通して、更に本市の実情に合った運行方法について検討を重ねてまいります。
次に、総務部関係について御報告いたします。
北本駅東口エレベーター設置事業について申し上げます。
東口エレベーター設置工事が3月28日に完成し、3月31日からエレベーターの運転を開始しました。
この事業は、年齢や障がいの有無などにかかわらず、すべての人が駅を安心して便利に利用できるように、北本駅東口に13人乗り・車いす対応型エレベーターを1基設置したものです。
東口エレベーターは、車いす利用者がエレベーター内で方向を替えることなく利用できるように、出入口を前後に設けた貫通2方向型となっております。今回の東口エレベーターの設置により、駅及び駅自由通路のバリアフリー化が整うこととなりました。
続きまして、戸籍事務の電算化について申し上げます。
戸籍の証明書の交付時間の短縮など市民サービスの向上を図るため、平成20年度から戸籍事務の電算化を進めてまいりました。平成22年2月27日に戸籍の改製作業が終了し、3月1日から証明書の発行を行っております。
戸籍の電算化により、戸籍の証明書の名称が、「戸籍謄本」・「戸籍抄本」から「全部事項証明書」・「個人事項証明書」と変更されました。
また、戸籍の証明書の様式につきましても縦書の文章記述式から横書の項目式に変更されました。
現在、改製前の戸籍及び戸籍の附票についても、本年8月の利用開始に向けて、戸籍事務の電算化に取組んでおります。
次に、市民経済部関係について御報告いたします。
駅からハイキングについて申し上げます。
この事業は、4月4日にJR東日本、北本市まちづくり観光協会及び市の共催により、本市の知名度のアップと地域の活性化、また、ハイキングを通じて参加者に北本の自然、桜等を楽しんでいただくことを目的に実施したものです。
当日は、市内外から974人の方の参加があり、さくらまつり、菜の花まつり、石戸蒲ザクラ、高尾氷川神社、城ヶ谷堤等を散策していただきました。
また、北本市まちづくり観光協会による観光案内も行われ、多くの皆さんに北本の春を楽しんでいただきました。
続きまして、菜の花まつりについて申し上げます。
この事業は、4月3日・4日に北本市景観作物振興会の主催により、景観作物である菜の花を主役に、地域の活性化や観光の観点から実施し、期間中は、市内外から約6,800人の方の参加がありました。菜の花を食用油の抽出や有機肥料などとして再利用する、環境にやさしい農業の取り組みを支援してまいります。
次に、保健福祉部関係について御報告いたします。
子ども手当の申請状況等について申し上げます。
本年4月から子ども手当制度が開始され、手当支給の手続を進めています。子ども手当制度については広報紙で周知し、子ども手当の申請を必要とする皆さんには、通知文書及び申請用紙を送付いたしました。
申請は、5月10日から21日まで開設した専用窓口で受付けたほか、郵送による受付けも行い、5月14日現在で1,036件となっています。
そして、職権により申請手続きを行った児童手当受給者と併せ7,748人が支給対象となり、6月10日に口座振替により手当が支給されます。
次に、都市整備部関係について御報告いたします。
圏央道桶川・北本インターチェンジ開通式について申し上げます。
3月28日午後3時に圏央道川島インターチェンジから桶川・北本インターチェンジ間の5.7キロが開通しました。
この開通により、桶川・北本インターチェンジから中央道八王子ジャンクションまで約40分で行くことができます。
式典には地元の方を始め500人が出席し、関係者による通り初めの後、約6,500台の車両が通行しました。
次に、教育部関係について御報告いたします。
感動桜国きたもとウォーク大会について申し上げます。
4月3日に、「第11回感動桜国きたもとウォーク大会」を行いました。本年は天候不順のため、期待された桜は満開とはいかないまでも、当日は天候にも恵まれ、市内外から542人の参加者が、3キロコース、9キロコース、12キロコースに分かれウォーキングに挑戦しました。今回は、最も参加者の多い9キロコースを一部変更し、自然観察公園から北里の森を抜け、さらに芭蕉の句碑まで距離も延長しました。これまで以上に北本の自然や桜を満喫していただき、完歩した方々に完歩証と花を贈りました。
続きまして、プラネタリウムシアター「銀河鉄道の夜」の上映について申し上げます。
中央公民館のプラネタリウムでは、今年度から投影機器にデジタル・システムを導入し、ドーム全天に広がる映像をご覧いただけるようになりました。デジタル・システムによる一般投影は7月から開始されますが、これに先立ち、5月1日から自主文化事業として「銀河鉄道の夜」の上映を開始いたしました。この番組は、宮沢賢治の幻想世界を映像化した美しいシアターで、土・日・祝日の午後3時30分から年間を通じて上映する予定です。すでに大勢の方々が観覧しており、映像の迫力と美しさを満喫し、多くの感動の声が寄せられています。
以上で、市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆さんの御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
なお、平成22年度第1・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。
更新日:2021年03月31日