市の野草・市の野鳥・市の昆虫

更新日:2021年11月03日

北本市では、市制施行50周年記念事業として、令和3年11月3日に市の野草・市の野鳥・市の昆虫を制定しました。(画像提供:埼玉県自然学習センター)

市の野草「カタクリ」

生息環境 雑木林

見ることができる季節

市内生息場所 高尾カタクリ自生地等
特徴

・雑木林を代表とする野草であり、北本市指定天然記念物に登録されています。

・名前の由来は、「かたむいて咲くユリ科の花→カタユリ→カタクリ」や、「かたかご(籠を傾けたように咲くこと)が転じたもの」など、諸説あります。

・早春の花であり、スプリング・エフェメラル(春の妖精)とも呼ばれています。

市の野鳥「カワセミ」

生息環境 水辺
見ることができる季節 通年
市内生息場所 北本自然観察公園、北本総合公園など
特徴

・水辺の代表的な美麗種です。
・「青い宝石」とも呼ばれ、水に飛び込み、魚などをつかまえて食べます。
・カワセミの羽は特殊な構造をしており、光の当たり方で青色や緑色に見えます。

市の昆虫「ヘイケボタル」

生息環境 水辺
見ることができる季節
市内生息場所 北本自然観察公園
特徴 ・夏の夜の湿地で光ります。
・飛びながら光るのがオス、水辺の草むらで光るのがメスとされています。
・同じホタルの仲間である「ゲンジボタル」より小さく、光の点滅の速さも異なります。

制定の経緯

本市は埼玉県の北本自然観察公園を擁するとともに、県から保全するべき自然として指定を受ける高尾宮岡トラスト8号地が存在するなど、首都圏内でありながらも豊かな自然を残しています。

そこで、市制施行50周年を記念し、本市の魅力である豊かな自然環境をより多くの人に知っていただく機会とするため、市の野草・野鳥・昆虫制定事業を実施しました。

制定にあたり、知識経験者及び公共団体等の代表者で構成する「北本市 市の野草・野鳥・昆虫制定委員会」を設置し、候補となる種(全33種)の選定、及び投票を実施しました。

みんなで決めよう!市の野草・野鳥・昆虫

投票結果を基に、制定委員会にて審議を行い、上記の3種に決定しました。

制定した3種は市内に自生、生息しており、四季折々の観察が可能であるとともに、その外見や特徴等により多くの人から親しまれ、愛されています。

投票結果

ガイドブック

北本市のシンボルである生きもの(市の木・花・野草・野鳥・昆虫)の特徴、見ることができる季節や場所を紹介するガイドブックを作成しました。

北本のシンボル ポケットガイドブック(PDFファイル:9.5MB)

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