【4月6日】コロナ禍だからこそ利用したい!図書館の魅力(その2:スタッフの皆さんのあふれる熱意!!!)

更新日:2023年03月30日

投稿者(市民リポーター)山北陽子さん

こんにちは~。市民リポーターの山北陽子です。

4月1日より中央図書館に、本の自動貸出機が導入されたとの情報を聞き、早速取材に行ってきたのですが、楽しすぎて1回では書ききれなかったため、3回に分けてリポートしております☆

今回はその第2章です♪
そういえば・・・・・皆さんは中央図書館に行かれたことはありますか?
私は初めて図書館へ行ったとき、ちょっと迷ってしまったので、まだ行かれたことのない方々のために遅くなりましたが場所の説明をしておきますね!

中央図書館は市役所の向かい側、北本市文化センターの1階にあります。
ここまでは、インターネット検索などすれば大体わかるのですが、問題はここからです。
文化センターの中に入ると、ぱっと見た限りでは、図書館の表示が見当たりません。
文化センター入口を入って正面の写真

ちなみに市役所側の入り口から入って左側はイベントなどが開催されるホール入り口です。
え?じゃあ図書館はどこどこ?と右側を見ると、大きく「プラネタリウム」の表示が目に飛び込んでくるのですが、このプラネタリウムは2階にあり、実はこのプラネタリウムの真下が図書館の入り口になっています。
文化センター入口から右手側を見た写真

近づいていくと、左右に新刊案内の掲示やオススメ図書などの展示があるので、それっぽい雰囲気はあるのですが・・・・・
図書館入口手前の様子

大きく「図書館」とわかる看板などはありませんので、初めてだと入るのに少し勇気がいるかもしれません。
でも、入ってしまえば、そこはまさに図書館♪本の宝庫です!!!!!
図書館入口を入ってすぐの写真

入り口すぐ左側が受付カウンターです。カウンターにもしっかりビニールカーテンが設置されています。
ビニールカーテンの設置された図書館カウンター

見渡すと、図書館の机もソーシャルディスタンス対応に!!!
4人掛けだった窓際の机も椅子を減らして2人対応になっていました。
また、あちこちに除菌対応のハンドジェルなどが設置されています。
ソーシャルディスタンス対応の机1

ソーシャルディスタンス対応の机2

滞在時間も120分までと決められていました。コロナの影響はこんなところにまできているんですね。
でも、この細やかなコロナ対策のおかげで安心して図書館を利用することができます。利用する側も、ルールを守って協力していきたいですね!!!

 

さてさて。
館内を歩き回っていると受付カウンターに気になる掲示を発見!!!
カウンターにある読書通帳の掲示写真すかさず案内してくださっている中島さんに「読書通帳って何ですか?」と質問。
すると「これは図書館で借りた本を記録していく通帳です。最初の1冊目は無料なので作ってみますか?」
とご提案いただき、早速作ることに!!!この読書通帳については、以前、別の市民リポーターさんも取材されていたみたいなのですが、ステキなサービスなので再度リポートしちゃいます♪

手指の消毒をしてからPCに表示される案内にそって入力していくのですが、作るのが初めての場合はカウンターで申し込みをしなければなりません。
また、図書館の利用券が必要なのと、貸出記録がないと初期登録ができないので、まずは利用券を作って、本を借りましょう。
読書通帳作成PCの最初の画面

私は今回初めて作るので「初期登録」をポチッ!!!
次に利用券を出してバーコードリーダーで読み込みます。
バーコードリーダで利用券を読み込む様子

右横にプリンターがあるので、通帳を開いてガイド下にセットします。
細かく操作説明のポップが貼ってあるのですが、もし心配になったらスタッフさんに助けを求めましょう。
通帳をプリンターにセットしているところ

プリンター操作中もリアルタイムにPCに案内が出ていますので、わかりやすいと思います。
プリント中のPC画面

ちなみに通帳に印字する文字は2種類から選べます。プリンターの上に、通帳の印字見本が置いてあるのですが・・・
通帳の印字見本

1~22列までの印字が通常タイプ。このタイプだと本のタイトルのほかに作家名や本の価格、ジャンルが印字されます。
23、24列(下の2列)の印字が文字を大きめにしたタイプ。こちらだと本のタイトルとジャンルのみが印字されます。


私は通常タイプを選んでみました♪
初めて読書通帳に印字した様子
読書通帳の表紙と通帳ケース

ピンク色で桜柄にとまちゃんのついた読書通帳、かわい~いっ♪☆☆!!!
しかも通帳ケースもついているんですよ。これは是非とも作ってほしいアイテムです!!!!

通帳を作って大満足しながら振り向くと、そこには他の本とは違う展示のされ方をしたコーナーがありました。
おすすめ図書コーナー全体写真

各コーナーのテーマ

このコーナーはスタッフの皆さんからのオススメ図書コーナーとのこと。
毎月3つのテーマを決めて本を選び、工夫を凝らしたポップなどで目を引かせる提案型のコーナーなんだそうです。


取材した4月のテーマは「そうだ、旅に出よう」「出会いから始まる物語」「作る楽しみ、育てる楽しみ」の3つ。
なぜこのテーマにしたのかと聞いてみると、このコロナ禍で制約された日常で実際にできるものの提案や、実際に動けないからこそ本の中で旅してほしい、というスタッフの皆さんの熱い気持ちのこもったテーマだったのでした。
そのスタッフの皆さんの熱意が伝わり、このコーナーを設置してから、本の貸出率が50%近くも伸びているのだとか!!!
確かに、こういうコーナーがあると、目につきやすいので普段読まないような本でも手に取りやすいですよね。
そこから新しい世界へ興味が広がっていくのはとてもステキなこと。よい取組みだなぁと感心してしまいました。

また、この3つのテーマのひとつが「YAコーナー」になっていて、今月はこのYAコーナーが「そうだ、旅に出よう」になっていました。
ここで疑問。YAコーナーって何?????そんな私に中島さんが優しく教えてくださいました。
「YAコーナーのYAはヤングアダルトの略なんですよ。」
子供と大人の中間にいる多感な年ごろの皆さんには特に読んで欲しい!というセレクトコーナーなのでした。だから旅なのか、と納得。
ここでもスタッフの皆さんの本への熱意がひしひしと伝わってきました。北本の図書館は熱いです☆☆☆


さらに中島さんに「最近チカラを入れていることなどはありますか?」と質問してみたところ、「ぜひ、えほんコーナーも見てください!」と案内してくださいました。
他のエリアよりもひときわ可愛いポップがふんだんに使われているコーナーには、これまた可愛い表紙の絵本がたくさん陳列されています。
えほんコーナーのポップ

日本の絵本はもちろんですが、最近は外国語の絵本も積極的に取り入れているとのこと。
また外国語の絵本にはCDがセットになっているものも多いので外国語の学習にもどんどん利用してほしいとのことでした。
外国語の絵本を紹介する図書館スタッフ

CDが付属している外国語の絵本

えほんコーナーは大人でも楽しめそうな本も多々ありました。
次回はCD付きの外国語の絵本を借りてみようかなぁなんて密かに思ったり。

いろいろと聞いてみると図書館にはたくさんの工夫がされていて、利用者の私たちが、本を通してどんどん視野を広げていくことのできるすばらしい場所だなぁと改めて感じました。
こんな場所が身近にあるって幸せですね。しかも無料で利用できるんですよ!!!

今回の取材を通して、もっともっと積極的に利用していきたいなって思いました。
北本市内には中央図書館のほかにも、こども図書館、西部分室、学習センター分室、南部分室の計5か所あります。
北本市図書館HPはこちら↓↓↓

次の章では、今回初めて訪問させていただいた「こども図書館」の魅力に迫ります!!!
See You Soon!!!!!