糖尿病性腎症重症化予防対策事業
糖尿病性腎症とは
糖尿病性腎症とは、糖尿病の合併症の1つで、高血糖状態が長期間続くことにより腎臓の機能が損なわれ、血液中の老廃物を尿として排出できなくなり、最終的には腎不全となる病気です。
糖尿病性腎症が悪化すると
糖尿病は初期段階では自覚症状が現れない場合も多く、適切な治療を受けるとともに生活習慣(食事・運動など)を改善しないと、気づかないうちに重症化してしまいます。糖尿病の恐ろしさは重症化して合併症を発症することです。中でも腎臓の機能が低下する糖尿病性腎症は、末期には人工透析に移行してしまうおそれがある病気です。人工透析に移行すると、週3回の通院、1回当たり4~5時間を要するなど、患者様の日常生活に大きな負担となります。また、人工透析治療に要する医療費は1人当たり年間500万円にものぼり、患者様が加入する保険(国民健康保険など)全体で負担することになります。
糖尿病性腎症予防対策事業について
糖尿病性腎症については、医療機関の治療と併せ、生活習慣(食事、運動など)の見直しにより病状の維持又は一定程度の改善が期待できます。
北本市では、平成27年度から、埼玉県、埼玉県国民健康保険団体連合会と共同で、国民健康保険加入者を対象に、糖尿病性腎症重症化予防対策事業を始めました。これは、北本市が保有する特定健診結果及び診療情報(レセプト)のデータを活用して、糖尿病が重症化するリスクの高い方を対象に、次の取組を実施するものです。
- 糖尿病治療を受けていない方、中断されている方に対して、医療機関への受診の呼びかけ(受診勧奨)
- 糖尿病治療のために通院されている方でかかりつけ医から推薦があった方に対して、生活習慣改善のための支援の実施(保健指導)
- 保健指導が修了した方に対する継続的な病状の確認及び自己管理維持のための支援の実施(継続支援)
この事業の対象となった方には、個別にご案内文書を送付いたしますので、通院中の方は保健指導への参加を、まだ受診されていない方や受診を中断している方は、早めの受診をお願いいたします。
また、病院受診や保健指導への参加をお願いする電話をさせていただく場合がありますので、予めご了承ください。なお、お電話は次の委託事業者から行います。
令和8年度委託事業者
受診勧奨:日本システム技術株式会社
保健指導:日本システム技術株式会社
令和7年度事業報告書
令和7年度受診勧奨事業報告書(北本市) (PDFファイル: 2.0MB)
令和7年度保健指導事業報告書(北本市) (PDFファイル: 1.7MB)
注意 ご不明な点がありましたら、保険年金課にお問い合わせください。
「糖尿病性腎症重症化予防プログラム効果検証」へ参加しています
糖尿病は、適切な治療を行わない場合、重症化して透析や失明などにいたる危険があります。現在、全国の自治体で実施されている「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」において、保健指導や医療機関への受診勧奨などの様々な取組が行われていますが、その効果を正確に把握するためには、長期にわたる経過観察が必要です。
今回、「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」による保健指導が、糖尿病の重症化予防にどの程度効果があるかを明らかにする目的から、「糖尿病性腎症重症化予防プログラム効果検証」のうち、「糖尿病性腎症重症化予防プログラムの介入効果の検証」に北本市も参加することになりました。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。












更新日:2026年04月22日