生涯青春!アマチュアキックボクシング選手たちの熱い魂を見た🔥

更新日:2025年02月10日

投稿者(市民リポーター)山北陽子さん

あけましておめでとうございます!

市民リポーターの山北陽子です。
2025年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

今回、北本駅西口にあるエクシードスポ-ツジムの田中代表にお声がけいただき、昨年9月14日(土曜日)の大会では男子の部、11月9日(土曜日)の大会ではキッズ・女子の部で、アマチュアキックボクシング大会のセコンドにつかせていただきました。

 

キックボクシングのセコンドが何をする役割なのかといいますと、主に試合当日に、選手の試合前準備(ミット打ちや対面シャドーなどアップの手伝い)や防具装着、試合中は大きな声での指示出しや応援、試合後は防具の取り外しなど、選手がベストな状態で試合に臨めるようお手伝いをする人です。

指示出しなどは田中代表がしっかりやってくださるので、私は主に防具の着脱の手伝いや記録写真の撮影、緊張する選手がリラックスできるように、トーク?(笑)などを担当させていただきました。

エクシードスポーツジムの皆さん17人の集合写真

 

試合前の選手のほとんどは、とても緊張しています。

アマチュアキックボクシングの試合は、体重で階級が決められているのですが、当日計量があり、予定している階級の体重制限をクリアしなければ試合に出ることが出来ません。
そのため心配で、食べ物や水分を最小限にして計量に臨む人も多いです。

そして、これから拳を交える相手がどんな人なのだろう、と想像して武者震いする猛者も中にはいますが、ほとんどの人は普段味わうことのないような緊張感に包まれているのです。

試合会場は、両大会とも新宿FACE。ゴジラヘッドで有名な新宿東宝ビルのすぐそばにある会場です。
地元北本駅から新宿まで、湘南新宿ラインで乗り換えなしで行けますが、約1時間弱の道のりです。


エクシードスポーツジムの皆さんは普段から仲良く団結力があるので、北本駅に集合して会場に向かう人が多く、初めて試合に出る選手も心強いのではないでしょうか。

会場に着くと、受付→待機スペース確保→荷物を置く→着替え、そして計量です。

 

最小限の衣類を身に着けて計量をクリアすると、待ちに待ったお食事タイムです。
持参した飲み物や食料をモリモリ食べてパワーを回復。
試合前の至福のひとときです。(つかの間ですが…)

 

食事を終えるころ、リングチェックの案内アナウンスが入り、選手達はリングの中へ。
足元のチェックや自分の動き、リングの広さなどを確認します。

その後、興行側よりルール説明があり、いよいよ試合が始まります。

試合順にもよりますが、選手達はリング上で先に始まった早い順番の試合を横目でみながら準備運動や、シャドーやミット打ちをして身体を温め、最後の仕上げをしながら自分の順番を待ちます。


代表はもちろんですが、セコンドについている試合経験のある先輩会員さんたちがみんなで分担し、アップをサポート。
他のジムの皆さんも同じくアップをしているので、会場内は試合とはまた別の歓声と熱気にも包まれます。

他会員のサポートを受け、ミット打ちでアップをする選手

 

試合順が近くなると、出場する側のコーナー(赤または青)の下で待機。その間に防具を装着します。
一人では装着できないので、セコンドがヘッドギアやレガースのテープ止めなどをサポート。
前の選手が繰り広げている試合を見ながら思いを巡らせるこの時間が一番緊張するかもしれません。

 

サポートを受けながら赤い防具を装備する男性
青い防具を身に着けてイスに座る男性選手と、その横に立つ2人の男性

 

選手の名前が呼ばれると、いよいよ試合本番です。
この瞬間のために選手たちは数か月前から練習し、食事管理、体重管理などをするのです。

リングの中で試合を行う2人の選手と、試合を見守る審判の写真

 

大会に出場したエクシードの選手達は、キッズ以外皆さん社会人。
20代からオーバー50代まで、年齢はただの数字!とみんな頑張ってきました。


きちんと仕事をしながら、家のことなど色々なものを背負いながら、試合に向けていつもよりハードな練習を積み重ねてきた姿を見ているので応援やサポートにも力が入ります。

真剣な表情で試合を見つめる3人の男性
観客席から選手を応援する大勢の人と、カメラ目線でピースサインをする2人の女性

でも、それは対戦相手も同じこと。
そんな選手達がリングで繰り広げるドラマは、プロの試合とはまた違うカッコよさ、美しさがあって心に響くのです。

 

とはいえ、試合に勝敗はつきもの。めちゃくちゃ頑張って練習してきても負けてしまう時もあります。
9月14日の男子の試合では6人出場し、2勝4敗。
11月9日の女子とキッズの試合では、5人出場して2勝3敗でした。

結果はそれぞれですが、試合後の選手たちの表情はみんな、やりきった達成感でとてもいい顔でした。
積み上げてきたものはキックボクシングのスキルや体力、筋力だけではないのですよね。
見慣れた選手たちがいつもよりも、さらにキラキラ輝いて見えました。

女性から賞状を受け取る男性選手
2人の男性が、それぞれ笑顔で表彰状を胸の前に掲げている様子

 

私にセコンドという貴重な経験を積ませてくださった、このエクシードスポーツジム。
ご存じの人も多いかと思いますが、プロ選手、セミプロ選手としてご活躍されている選手も所属しています。
プロMMAファイターの鈴木佑弥選手と、セミプロMMAファイターの吉谷太郎選手です。
鈴木選手は主にKROSS-OVERを主戦場にして活躍中、吉谷選手も鈴木選手同様、さらに9月14日には初めてのアマチュアキックボクシングの大会でトーナメント戦にも挑戦されました!
会員さんたちからの信頼も厚いこのお二人の活躍については、また別の機会に詳しくリポートしたいと思います。

 

今回、セコンドをさせていただきながら、キックに限らず、語学、芸術、資格など様々なジャンルで学び、挑戦するのは本当にステキなことだなぁと改めて思いました。

生涯学習、生涯青春! 私も老後が気になる年頃ではありますが、選手の皆さんの姿を見て、いくつになってもチャレンジ精神を忘れずに、気になるものには貪欲に取り組んでいきたいなぁと思いました。


寒さも厳しくなってくる時期です。皆様、体調にはくれぐれもお気をつけてくださいね。 それではまた!

店舗情報

エクシードスポーツジム

住所:北本市中央1-63 NRビル202
電話:048-577-8676
営業時間:月曜日~金曜日11時~22時30分、土曜日11時~19時30分、日曜日10時~19時30分

公式ホームページ

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