年金受給者Bさんの場合(令和6年度～)

家族構成 夫婦のみ（妻に所得無し、夫70歳、妻65歳）

課税標準額を求めます。

雑所得 2,425,000円 － 所得控除額 1,025,000円 ＝ 課税標準額 1,400,000円

所得割額を求めます。

市民税    1,400,000円 × 6％ ＝ 84,000円 ・・・ (1)
県民税    1,400,000円 × 4％ ＝ 56,000円 ・・・ (2)

調整控除額を求めます。

人的控除の差額 ＝ 100,000円（配偶者控除分 5万円、基礎控除分 5万円）
課税標準額 ＝ 1,400,000円
人的控除の差額 ＜ 課税標準額
100,000円 × 3％ ＝ 3,000円 ・・・ (3)(市民税 調整控除額)
100,000円 × 2％ ＝ 2,000円 ・・・ (4)(県民税 調整控除額)

調整控除後所得割額を求めます。

市民税  (1) − (3) ＝ 81,000円
県民税  (2) − (4) ＝ 54,000円

市・県民税及び森林環境税額

市民税  81,000円（調整控除後所得割額） ＋ 3,000円（均等割額） ＝ 84,000円
県民税  54,000円（調整控除後所得割額） ＋ 1,000円（均等割額） ＝ 55,000円

森林環境税 1,000円

令和6年度 市・県民税及び森林環境税 年税額
84,000円（市民税） ＋ 55,000円（県民税）+1,000円（森林環境税） ＝ 140,000円（年税額）

※なお、令和6年度は定額減税が実施されるため金額が異なります。