サラリーマンAさんの場合(令和6年度～)

家族構成 夫婦子供2人(夫婦ともに30代、妻子に所得無し、子は17歳と14歳）

平成24年度から16歳未満の扶養控除が廃止され、特定扶養控除対象者が19歳以上23歳未満となりました。

課税標準額を求めます。

給与所得3,857,600円 － 所得控除額1,527,000円 ＝ 課税標準額2,330,000円(1,000円未満切捨て)

所得割額を求めます。

市民税  2,330,000円 × 6％ ＝ 139,800円 ・・・ (1)
県民税  2,330,000円 × 4％ ＝   93,200円 ・・・ (2)

調整控除額を求めます。

人的控除の差額 ＝ 150,000円（配偶者控除分 5万円、扶養控除分 5万円×1人、基礎控除分 5万円）
課税標準額 ＝ 2,330,000円（2,000,000円超）
｛150,000円 − （2,330,000円 − 2,000,000円）｝ × 3％ ＝ −5,400円
 1,500円未満なので、1,500円 ・・・ (3)（市民税調整控除額）
｛150,000円 − （2,330,000円 − 2,000,000円）｝ × 2％＝ −3,600円
 1,000円未満なので、1,000円 ・・・ (4)（県民税調整控除額）

調整控除後所得割額を求めます。

市民税  (1) − (3) ＝ 138,300円
県民税  (2) − (4) ＝   92,200円

市・県民税及び森林環境税額

市民税  138,300円（調整控除後所得割額） ＋ 3,000円（均等割額） ＝ 141,300円
県民税    92,200円（調整控除後所得割額） ＋ 1,000円（均等割額） ＝   93,200円

森林環境税 1,000円

令和6年度 市・県民税及び森林環境税 年税額
141,300円（市民税） ＋ 93,200円（県民税） +1,000円（森林環境税）＝ 235,500円（年税額）

※なお、令和6年度は定額減税が実施されるため金額が異なります。