第四弾!「美しく光輝くジャンボシャボン玉」(東小放課後子ども教室)
令和6年度の放課後子ども教室が6月3日よりスタートしました。今年度最初のコラムは、東小放課後子ども教室の魅力的な活動を紹介したいと思います。
取材のため教室を伺うと、「学びの時間」が終わりに差し掛かる頃でした。ほとんどの子ども達が宿題を済ませている中、漢字ドリルの宿題に取り組む子を発見。後ろからこっそり様子を見てみると、スタッフの方のアドバイスを受けながら、とても丁寧に取り組んでいました。
教育活動推進員が宿題のサポートをする様子
東小放課後子ども教室は、「工夫された工作活動」が特徴的です。工夫された活動が豊富なので、いつ取材に伺おうかと頭を悩ませていると、コーディネーターである藤原さんから「とっても面白い活動があるから、この日にぜひ来てみて!」とお声がけいただきました。
工夫された工作活動の数々

スノードーム作り

スライム作り

スライムを応用したスーパーボール

浮沈子作り
東小では、日常生活では中々体験できない「魅力的な工作活動」を子ども達へ提供しています。活動時間内に終えることも考え、子ども達の人数分の道具や下準備をコーディネーターの藤原さんがしてくれています。
さらに、目玉イベントとなる大がかりな工作・体験活動については、「子ども達が驚きや感動をより感じられるように」と、活動内容を1年ごとに入れ替える等、子ども達のことを考えて活動を計画してくれています。
数ある工作活動の中でも、最も印象に残った内容は絵手紙です。「絵手紙に添えた子どもたちの家族への感謝の言葉を読むと心が温かくなる」と絵手紙作成のエピソードを教えてくれました。心温まるエピソードと子ども達のメッセージに、こちらも自然と温かい気持ちになりました。

メッセージ付の絵手紙

夢中で作成する子ども達
さて、いよいよ本日の目玉イベント「ジャンボシャボン玉づくり」に挑戦です。
熱心に説明に耳を傾ける子ども達
スタッフがやり方を実演
スタッフの説明を聞く子ども達の表情は真剣そのもの。スタッフが大きなシャボン玉を披露すると、子ども達から大歓声が聞こえます。
ジャンボシャボン玉の道具をよく見てみると、園芸用支柱に、綿ひもを付けたシンプルなものでした。シャボン玉の液は市販のものではなく、前もって様々な液体を混ぜて漬け込んでいるそうです。
さて、ジャンボシャボン玉をつくることができるか楽しみです。
綺麗に広げるコツを教わる子ども達
初めは中々うまくシャボン玉をつくることができず、バケツのシャボン玉液の順番をめぐって、言い合いになってしまう光景も見られました。それでも、「限られた時間の中で、今しかできないジャンボシャボン玉を成功させたい」という気持ちが強く、子ども達同士でしっかり順番について話し合い、自分達の力で解決し、再び仲良くシャボン玉つくりに取り組んでいました。
のみ込みの早い子ども達。一度コツを覚えると、次々にジャンボシャボン玉を飛ばしていました。当日は快晴。太陽の光に反射したジャンボシャボン玉は、とても美しく輝いていました。
大きさや、形、彩りなど、みんなそれぞれ異なって、本当に綺麗でした。
ジャンボシャボン玉の美しさにも感動しましたが、「風を利用してごらん」、「後ろに歩いてみてごらん」と、分かりやすくコツを教えて、子ども達を夢中にさせてしまうスタッフの皆さんもさすがでした。
子ども達をサポートするスタッフも笑顔に
最後に、東小放課後子ども教室スタッフの皆さんへ、スタッフとしての魅力や楽しさについて伺いました。
「家庭や地域では得られない体験ができるように心がけている。その中で子どもたちの笑顔や成長が見られるのが嬉しい」とおっしゃっていました。
また別のスタッフは、「時が経つにつれ、子どもたちと気持ちが通じ合えるようになっていくことが嬉しい」と、放課後子ども教室の活動の中に、沢山の喜びが詰まっていることを教えてくれました。
様々な工夫された活動は、「子どもが大好き」というスタッフの方たちの想いから生まれていることが、よく伝わってきました。東小放課後子ども教室スタッフの皆さん、ありがとうございました。
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更新日:2024年07月31日