石戸蒲ザクラ・板石塔婆

更新日:2021年03月31日

石戸蒲ザクラ

満開の花を咲かせた大きな石戸蒲ザクラの写真

樹齢800年といわれ、日本五大桜として大正11年(1922)10月12日に国の指定を受けた天然記念物。名前の由来は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母弟である「蒲冠者源範頼(かばのかじゃみなもとののりより)」にちなんでついたと伝えられている。樹種は、和名「カバザクラ」という世界でただ1本の品種で、エドヒガンとヤマザクラの自然雑種と考えられており、毎年4月10日前後に白く可憐な花を咲かせる。

板石塔婆

かつて蒲ザクラの根元に林立していた、鎌倉時代の武士が建てた石の供養塔「板石塔婆」が、収蔵庫の中に大切に保管されています。県指定文化財にもなっている貞永2年(1233)の銘を持つ板石塔婆は、何万基とある全国の板石塔婆の中でも4番目に古いものです。東光寺周辺にはかつて鎌倉時代の御家人・石戸氏の館があったと考えられており、当地の武士が先祖の供養のために建てたものと考えられます。

インフォメーション

石戸蒲ザクラ・板石塔婆の詳細

ふりがな

いしとかばざくら・いたいしとうば

住所

北本市石戸宿3-119 東光寺境内

電話番号

048-594-5566(文化財保護課)

アクセス

JR北本駅西口から北里大学メディカルセンター行きバスで15分、「北里大学メディカルセンター」バス停下車、徒歩約5分

料金

見学自由

営業時間

見学自由

休日

見学自由

駐車場

無料駐車場120台

大空に向かって満開に咲き誇る石戸蒲ザクラを下から撮った写真

地図情報