石戸蒲ザクラ・板石塔婆
石戸蒲ザクラ

樹齢800年といわれ、日本五大桜として大正11年(1922)10月12日に国の指定を受けた天然記念物。名前の由来は、鎌倉幕府を開いた源頼朝の異母弟である「蒲冠者源範頼(かばのかじゃみなもとののりより)」にちなんでついたと伝えられている。樹種は、和名「カバザクラ」という世界でただ1本の品種で、エドヒガンとヤマザクラの自然雑種と考えられており、毎年4月10日前後に白く可憐な花を咲かせる。
板石塔婆
かつて蒲ザクラの根元に林立していた、鎌倉時代の武士が建てた石の供養塔「板石塔婆」が、収蔵庫の中に大切に保管されています。県指定文化財にもなっている貞永2年(1233)の銘を持つ板石塔婆は、何万基とある全国の板石塔婆の中でも4番目に古いものです。東光寺周辺にはかつて鎌倉時代の御家人・石戸氏の館があったと考えられており、当地の武士が先祖の供養のために建てたものと考えられます。
インフォメーション
ふりがな |
いしとかばざくら・いたいしとうば |
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住所 |
北本市石戸宿3-119 東光寺境内 |
電話番号 |
048-594-5566(文化財保護課) |
アクセス |
JR北本駅西口から北里大学メディカルセンター行きバスで15分、「北里大学メディカルセンター」バス停下車、徒歩約5分 |
料金 |
見学自由 |
営業時間 |
見学自由 |
休日 |
見学自由 |
駐車場 |
無料駐車場120台 |
更新日:2021年03月31日