広報きたもと号外(屋外仮設マーケット事業の全国広報コンクール内閣総理大臣賞受賞記念、令和4年4月28日発行)

更新日:2022年04月28日

北本市で2020年度から実施している「屋外の仮設マーケット事業」が全国広報コンクールの最高賞である内閣総理大臣賞を受賞しました。「広報企画部門」特選団体が、内閣総理大臣賞を受賞するのは、全国広報コンクール史上初となります。

これをお知らせするため、「広報きたもと」号外を発行しました。ぜひ、ご覧ください。

広報きたもと号外(令和4年4月28日発行)
広報きたもと号外(令和4年4月28日発行)

内容

広報企画で日本一

全国広報コンクール内閣総理大臣賞受賞

市民と進めた屋外の仮設マーケット事業 「マーケットの学校」 「&green market」

北本市で2020年度から実施している「屋外の仮設マーケット事業」が、全国広報コンクール(日本広報協会主催、都道府県審査を通過した自治体作品487点を審査)の最高賞・内閣総理大臣賞を受賞しました。埼玉県内の市が内閣総理大臣賞を受賞するのは、平成2年の大宮市(現:さいたま市)以来32年ぶり、また、県内全自治体では平成27年の三芳町以来7年ぶりの快挙となります。

17年ぶりの転入超過へ 「マーケットの学校」と 「&green market」

北本市は、マーケットを単なる売り買いの場だけでなく、来た人がまちの魅力を知ることができ、創業支援の場や地域で活動する人たちが繋がれる場であり、人口減少の解決につながるものと考え、市民参加型のワークショップ「マーケットの学校」と、マーケットの学校参加者が実践する「&green market(アンドグリーンマーケット)」を開催してきました。

その結果、北本市の人口が、2020年には17年ぶりに転入超過となりました。2021年には、20代から40代前半世代においても転入超過に転じました。
さらに、全国で初めてmGAP(エムギャップ・修正地域参画総量指標)を成果指標に採用し、「まちへの愛着」を数値化。

これらの取組みを広報企画部門作品として全国広報コンクールへ提出したところ、全ての部門でもっとも優れた作品に与えられる内閣総理大臣賞を受賞する運びとなりました。

マーケットの他者巻き込む「自分事化」が評価

市がマーケットに着目したきっかけは、仮設マーケットイベントに参加した市民のアンケート結果でした。「市への愛着がわいた」「北本の新しい魅力を感じた」という意見が多く寄せられたことから、定期的なマーケット開催がシティプロモーションにつながると考え、「マーケットの学校」(全6回)を開講。

「北本らしいマーケットとは何か」「どこで、どのような仮設マーケットを開催すれば良いか」を市民とともに考え、最後は実習編として実際にマーケットを開催。出店者、来場者の北本への愛着向上を確認できたことから、仮設マーケット「&green market」の定期開催につながりました。

出店者のSNS等での情報発信により、行政だけでは届きにくいさまざまな人たちにマーケットが認知され、子育て世代を中心とした来場者や出店希望者が増え続けています。

多様な主体が「自分事」としてマーケットに参加し、発信していくことで、市への愛着が向上。その結果が数値として表れたことから、行政広報の好例として審査員からの高い評価につながりました。

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